凌辱試験-3
甲本がその手をつかんで、両手を後ろに回したまま動かないように、と言う。その通りにすると、シャツがはだけてブラが丸見えになってしまう。ブラの上に両手を置かれると、生温かい体温が伝わってきた。怖い。逃げ出したいと思う気持ちを、どうにか抑え込んだ。
「ふうん、白くて良い形ですが、やや発育不足のような気もしますね。男性経験の回数が関わっているのかな? どれ……」
甲本の手がブラを引き下ろして乳房に直接触れる。両手で何度か揉んだ後、乳首をくりくりと刺激してくる。
「あっ……」
「動いてはいけませんよ? 減点ですよ? 卯原さん、ちょっと敏感すぎるようですね。それではこれはどうですか?」
両方の乳房を強くつかみ、左右交互に舌の先でちろちろと舐める。そのむずがゆいような感覚が、なぎさの内側に小さな熱を生み出した。
「んっ……やっ……あぁっ」
「あまり声を出してはいけませんよ。我慢ができないというのでは、とうてい優秀な人材になどなれるはずがありませんからね」
「は、はい……ご、ごめんなさい……あうぅっ!」
なぎさが言い終わらないうちに、甲本が乳首を強く吸いあげた。ちゅぶちゅぶと音をたてながら、深く咥えこんで舐めまわす。こんなの、絶対おかしい。それでも、とにかくこの試験さえ終われば……疑念と合格したい思いとの間で、頭が混乱してしまう。その間にも体はしっかりと反応を見せ、甲本を悦ばせた。
「卯原さん……ほら、見てごらんなさい。あなたの乳首がこんなに勃起していますよ。面接に来た会社でこんなことをされて、驚いていますか? 恥ずかしいですか?」
そう言いながら尖った乳首の先をパチンと弾かれた。
「ひゃぁっ!」
次々に与えられる刺激で、体の中に生まれた熱がどんどん大きくなっていく。スカートの奥の下着は、座ったままでもわかるほど熱い愛液で濡れている。
「このご時世ですからね、身も心も会社に捧げるというくらいでないと、中途採用での社員など務まりませんよ? わかりますか?」
「は……はいっ……」
「じゃあ、すこし足を広げて、その邪魔なスカートを膝上までしっかりと上げてください。そうですね、ふとももの真ん中より上まで」
「こう……ですか」
甲本が正面にしゃがみこみ、なぎさの両膝をぐっと広げてその奥を凝視する。
「ああ、すごいですね。雌の匂いがしますよ……ほら、ここから」
スカートの奥に伸ばされた手が、肌色のストッキングを引きちぎる。足の間に顔を押しつけ、パンティの上から舌で割れ目をまさぐってくる。
「ぐしょぐしょになっていますねぇ。ここ、どうしてこんなに濡れているんですか? 面接用の椅子をこんなに濡らしていいと思っているんですか?」
叱責するような声が興奮を煽る。パンティの奥にある秘部がじんじんと疼きを増す。甲本が破れたストッキングとパンティを引きはがし、前触れもなくなぎさの内部に指を突っ込んだ。