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なぎさの就職活動〜凌辱面接記〜
【レイプ 官能小説】

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面接-1

「スクエアコーポレーション……あ、ここね」

 しばらくビジネス街を歩き続けて、なぎさはようやく目的のビルに到着した。捻じれた長方形をかたどったような近代的なデザインの建物は、ガラス張りの部分がぎらぎらと夕陽を照り返している。エントランスの正面には大きく社名の入ったモニュメント。地上20階建てを超える立派な建物を前に、なぎさは少し足が震えた。

 メモを片手にもう一度間違いないか確認する。場所も社名も間違っていない。でも、こんなすごそうな会社が本当に私を雇ってくれるのかな……不安が胸を締めつける。もっと小さな、自社ビルも持たないような会社だって採用してくれなかったのに……

『大丈夫、自信持って』

 志保の声を思い出す。ああ、そうだ。せっかくのチャンスだもの、頑張らなくちゃ。軽く深呼吸をして、なぎさはエントランスの奥へと進んだ。

 ビルの中は広く、3階部分までは吹き抜けになっている。大理石の床はピカピカに磨かれ、壁には大きな花瓶に入った大輪の花たちが飾られている。受付にはふたりの優しそうな女性。面接に来たことを告げると、丁寧にエレベーターまで案内された。

「こちらのエレベーターから15階へどうぞ」

 にっこりと微笑まれると、自然と体の力が抜けてリラックスできるような素敵な笑顔だった。受付の女性に御礼を言ってエレベーターに乗る。面接開始時刻の10分前。まだほかに面接を受けに来ているようなひとは見当たらない。それとも、みんなもっと早くに来ているのだろうか。考え始めると、何もかもが不安になってくる。

 15階。エレベーターが、チン、と音をたてて停止する。「面接会場はこちら→」の立て札があり、それに従って廊下を進む。真っ白な壁と柱、天井から腰の高さまではガラス張りで、解放感がある。「面接会場」と書かれた濃い茶色のドアの前に、40代前後の男性がひとり立っていた。背が高く細身で、体の線に沿ったタイトなスーツがよく似合っている。

「すみません、あの……本日、面接のお約束をさせていただいておりました、卯原なぎさと申しますが……」

「あぁ、話は聞いています。どうぞこちらへ……あ、先に履歴書を預かっておきますね」

「は、はい」

 緊張で指先がうまく動かない。四苦八苦しながら履歴書を取り出して渡した。男がなぎさの様子を見て苦笑する。

「あはは、緊張されていますね。少しお話をするだけだと思って、気持ちを楽にしてください。面接は長くなるかもしれませんからね。僕は今日の面接を担当する、佐々川と言います」

「あっ、はい、卯原です、よろしくお願いします……」

 佐々川の良く通る声に圧倒されながら、なぎさは面接室の中へと入っていった。


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