花火と浴衣-14
気持ちいいよぉ〜・・・
そんな気持ちに合わせるかのように
最後の花火がいっせいに打ち上げられた。
その間、うなじをなめていた秋クンが
耳をなめて
「あずさ、かわいい。乳首すごい起ってる」
というから
私の感情はMAXになろうとしていた。
けど・・・
花火が終わったのを合図に
秋クンの手は私から離れた。
ボーっとしている私に
「ほら」と
手を出し無意識にその手に自分の手を重ねた。
「帰るぞ!」
え・・・?