恵子の性格-2
画面が進み、撮影者の父のだと思える勃起したモノが画面に映った。
父のモノは小さい頃から幾度か目にしたことはあったが、こんな状態を初めて目にした恵子は、驚きの余りにさらに画面に向けてを身を乗り出した。
(ハァ、ハァ、お父さん、大きい…)
画面の女は嬉しそうな表情を浮かべると、勃起したモノを数回しごいた後、その可愛い口を大きく開いてそれを頬張った。
カメラ目線で男のモノを美味しそうに咥えながら、 自分のワレメをクチュクチュと弄る女の姿を見た恵子は、クラクラするほどの衝撃を受けた。
(ハァ、ハァ、お母さん、やらしすぎる…)
恵子はそう思いながらも、下着の上から画面の女と同じ部分を擦りだした。そして男のモノを美味しそうに貪る女を見ている内に、段々それに興味が湧いてきて、自分もそれを味わいたいと思うようになってきた。
さらに画面が進んだ。男が手にしていたカメラは固定され、画面にはソファに両手をついた全裸の女が四つん這いになり、その後ろから男がバックスタイルで攻めている姿が繰り広げられていたのだ。
『あっ/あっ/もっと、もっと、おまんこにもっと、ああっ//』
お尻を高く突き出して、後ろから男に突かれながら喘ぎ乱れる様は、普段の清楚な母からは想像もつかない卑猥な姿だったし、男の激しく腰を振る姿も、普段の物静かな父からは、想像ができないパワフルさを感じた。
(凄い…)
普段見せない両親の卑猥で激しい行為に、恵子は嫌悪感よりも興奮覚えた。
恵子は画面の女と同じ快楽を求めて、下着の中に手を入れて中指を濡れたワレメに滑り込ませた。そして男のモノが女の中に入るのに併せて、クチュクチュと指の動きを速めていった。
『あっ、ああっ、イク、イク、あああ あああああああ//』
画面の女が絶頂を迎えるのに併せて、恵子も声を圧し殺して絶頂を迎えた。それは恵子が初めて知った感覚だった。
初めての絶頂を迎えた恵子はしばらく興奮が収まらなかった。世の中にこんな素晴らしい世界が有ったことを知り、欲望を曝け出すことを身を以って示した両親には、嫌悪感どころかさらなる愛情を感じ始めていた。
ケースの底には数枚のDVDも有った。再生してみると、驚いたことにデジタルのビデオカメラで撮影された最近の淫らな画像まであったのだ。今朝にこやかに出かけた両親と画面で乱れる痴態のギャップに恵子の興奮はさらに高まった。
(そういえば、さっき納戸にデジタルのビデオカメラは無かったわ…)
若しかしたら今日の外出も、気兼ねなくセックスするためかもしれないと想像すると、恵子のワレメからさらに愛液が溢れてきた。
恵子は午後から出かけるのも忘れて、今まで足りなかった何かを満たすように、残りのビデオを見ながら夕方近くまで自慰行為を続けた。
聡明でマメは恵子はこの画像をいつでも見れるように、両親が帰宅するまでの時間を使って、アナログデータはデジタル化してから一旦パソコンに落とし、元々DVDだった物を含めてコピーして自分用のDVDを焼いた。
この時以降、性に対する欲望に目覚めた恵子は、DVDの両親の恥態を見ながら、時には夫婦の寝室の前で聞き耳を立てて、生の母の喘ぎ声を聞きながら毎晩自慰行為をするようになった。