真実-3
絶頂間近にケネスとマユミはお互いの口を離した。
はあっ!大きな息をした後、マユミは叫んだ。「イ、いく!イくっ!ケン兄、ケン兄ーっ!」彼女の身体ががくがくと震え始めた。「うあああああっ!」ケネスも叫んだ。それと同時に彼のペニスからまた大量の精液が噴出し始めた。そう、咥えられたケンジの口の中に。びゅるっ!びゅくっ!びゅくん、びゅくん!びゅく、びゅくびゅく。ケンジはその精液をごくりと飲み込んだ後、身体を仰け反らせて、マユミの中に強力な勢いでその精液を流し込んだ。びゅくっ!びゅるるっ!びゅくっ!びゅくっ!びゅくっ。ケンジはケネスのペニスを口から離して叫んだ。「ああああーっ!マ、マユっ、マユーっ!」
「ミ、ミカ先生っ!」
「健太郎・・・。」
「せ、先生の中に、出しちゃった!俺、先生の中に・・・・どうしよう・・・。」
「気持ちよかったでしょ?」
「で、でも俺、ああっ!」
敏感になったペニスがミカにまた締め付けられた。
「セックスで中に出さなくてどうするんだ。フィニッシュは中に出すものなの。」
じっと抱き合ったまま荒い息と速い鼓動が収まるのを二人は待ち続けた。その時、部屋の奥から声が聞こえてきた。
「(イ、いく!イくっ!ケン兄、ケン兄ーっ!)」「(ああああーっ!マ、マユっ、マユーっ!)」
「え?」健太郎はびっくりしてミカの顔を見た。「あの声、母さんと・・・・・・ケンジおじ・・・・。」
「そうだよ。今日が二人の特別な日、っていうのはこういうことだったんだ。」
「ふ、双子の兄妹で、セ、セックス?」
ミカと健太郎はつながったまま言葉を交わしていた。
「そんなことで驚いてたら、あたしと君の今の行為はどうなるんだ?」
「そ・・・。」
「高校生と人妻とのセックスだぞ。しかも自分の父親の妻との。」
「え?父親の・・・妻?え?え??」
ミカは、小さなため息をついた。「教えてやるよ、本当のこと。」
「本当の?」
ミカは微笑んだ。
「君の血液型は?」
「O型。」
「じゃあ父親のケネスは?」
「AB型。AB・・・型・・・・あれっ!」
「そう。君は父親のケネスと血がつながってない。」
「・・・え?ということは?」
「健太郎はマユミとケンジの子なんだ。」
「・・・・・・・。」
「ショックだったか?」
健太郎は一つため息をついた。
「ううん。何だかほっとした感じ。」
「ほっとした?」
「俺、ケンジおじのこと、以前から特別な人のように感じてた。根拠はないけど、何となく。」
「それが親子のつながりってもんなんだろう・・・・。」
「でも、もちろんケニー父さんは別。もっと特別かもしんない。」
「当たり前だ。ケネスはお前がケンジとマユミの子だと知ってて、ここまで立派に育てたんだから。」
「うん。何か、事実を知って、俺、父さんのことがもっと好きになった。もっと愛せるようになったような気がする。」
「それでいい。そうでなきゃ、健太郎。」
「それでわかった。」
「何が?」
「ケンジおじと母さんって、妙に仲がいいと思ってたんだ。」
「わかるだろ?見てると。もう普通の仲の良さじゃないよね。」
「そうか、そうだったんだ。」
「あの二人の考えてること、見え見えだからね。その行動で。」
「で、でも、ミカ先生は、何ともないの?ケンジおじが母さんと・・・・。」
「ああ。まあ、大人の事情ってもんがあってね。あたしは結構平気。もちろんケネスもね。」
「そうなんだ・・・。そんなものなんだ・・・・。」
「心配するな。あたしたち4人は問題なく『仲良し』だから。何の秘密もわだかまりもない。」
「いい関係なんだね。」
「そう。もう理想的な関係だ。」
「でもさ、今日が、その、ケンジおじと母さんの初体験記念日なんだよね?」
「そうだよ。」
「その時、あの二人、幾つだったの?」
「おお、そうか、今のお前と同じだ。16。16の夏だったんだってよ。」
「じゃ、じゃあ、ケンジおじと俺、全く同じ日に童貞喪失したってわけか!」
「奇遇だね・・・。・・・って、おい、健太郎、」
「な、何?」
「お前、もっとやる気でいるのか?」
ミカの中で健太郎のペニスが再びその大きさを増してきたのだった。
「ミ、ミカさん・・・」
「お、いいね。やっとミカさんって呼んでくれた。なんなら『ミカ』って呼び捨てにしてもいいぞ。」
「うんっ!」
「よし、いけ!受けて立ってやる。」
「ミカ、ミカっ!」健太郎は豪快に腰を動かし始めた。