真夏の夜の夢-2
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「フリスカ」
ところが龍樹はなんとか楽譜を覚え、とうとうやってきた本番もそう悪くない出来となった。どんな演奏会でも終演後の解放感は格別だ。拍手に送られて楽屋に戻った紗枝は地味な黒のロングドレスを大胆に脱ぎ棄て、全身鏡に映った自分を見つめた。
黒のストッキングにやはり黒いレースのTバックとブラジャーの紗枝は自分で自分のことをセクシーだと思った。身長が170cm近くある長身な彼女には濃い色がよく似合った。
この仕事をしてから、紗枝にはあまりいい出会いが無い。音大時代は楽屋でセックスして怒られたなあ、と思い紗枝は複雑な気分になった。ここ最近でよってくる男性は疲れた中年男性だけだ。落ち着いた外見とは裏腹に彼女は激しい生き方がしたかった。誰かに求められたいわ。。と紗枝が余計な妄想を始めたその瞬間、扉が開いて羽田が入ってきた。
「先生どうもお疲れ様・・・おおっと!?!?」
「あんたノックくらいしなさいよ!てかはやくドアを閉める!!」
「すいません!!後できます!!」
「もういいわよ・・・で、何の用?」
「いえ、お礼と謝罪をと思いまして・・・楽しかったです。間違えてごめんなさい。」
「あのくらいいいのよ。これからも乗るの?」
「清水さんが治るまでは乗ってたいです!いいですねオケって」
「あはは。まあ、こちらこそありがと。」
スーツに蝶ネクタイの高校生と下着姿の27歳が握手してるなんて面白い絵ね、と思った紗枝はふと龍樹の股間が大きく盛り上がってるのに気がついた。同時に見られていることに気がついた龍樹は慌てたが、紗枝は反対に自分の中で淫らな感情がどろっと出てくるのを感じた。
「あら、発情しちゃった?」
「いや、その、すみません」
「あたしを見たからでしょ?」
「その、Tバックがすごくて・・・」
「龍樹君Tバックが好きなの?」
「はい・・・先生いつもTですよね」
「よく知ってるわね笑」
「たまにGパンから上が出てました。」
「いつも見てたのね・・・もう大きくなっちゃった?」
「うん、かなり・・」
「じゃこれはどうかしら。」
紗枝は楽屋に鍵をかけるとブラジャーをはずし、Cカップの胸を見せつけた。紗枝の胸は乳綸が大きいのが自慢だった。
龍樹が無意識にスーツのズボンの前をはずすと、彼の淫根がボクサーパンツを突き破りそうになってるのが目に入った。紗枝は下着の上から彼の茎をしごくと、それは激しく反応した。龍樹は紗枝に唇を重ねてきた。
「あぁっ、気持ちいいです」
「気持ちいの?敬語はやめて・・・あたしの事紗枝って呼んで」
「紗枝、すごい気持ちいい・・・俺やばい」
「気持ちいの?あたしの胸も揉んでよ」
龍樹は紗枝の胸を少しもんだ後舌で乳首をせめた。そして指でもうぐちゃぐちゃなTバックをまさぐった。
「あぁ〜ん、だめよ、ゆっくりして」
「ごめん、」
「いいのよ、そう、ゆっくりいやらしくして、いいわ、あぁ、そうよ、あぁっ」
「俺こんなすごいの初めてだよ・・・」
「ちんちん気持ちいいの?あたしに見せて」
龍樹は狂ったように服を脱ぎ全裸になった。紗枝は龍樹の根にくぎ付けになった。茎は腹につきそうに反り、亀頭は赤黒く光っている。紗枝は我慢しないことに決めた。壁際に龍樹を押し付けると人差し指と親指を反りかえった茎に回し、上下にしごいた。龍樹も負けじと彼女の秘所をさらに淫靡に攻める。