言えない気持ち-2
そう言うといきなり蕾を強く捻った。
「ひぃっ!あぁっ…だめぇ!」
「してあげるよ…茜がして欲しいように…うんと激しく…」
誠一はズボンから熱くそそりたつ肉棒を取り出すとキッチンのへりにつかまっている茜を後ろからいきなり貫いた。
「んあああっ…やぁっ…だめ…だめぇぇ!!」
足に力が入らない。それでも腰を押さえられ下から突き上げられ無理矢理に立たされている。力が抜けて膝を曲げると更に深く貫かれる。茜は必死にキッチンにしがみ付いていた。
「せ…いち…だめ…激しすぎる…あ…あ…」
息も絶え絶えに茜が言うと誠一は動きを止めた。
「…え?…」
茜が戸惑うと
「ダメなんだろ?だから止めたよ。」
意地悪な顔で誠一が言う。
繋がったままのソコは微かな快感を送ってくる。しかしそれだけで足りるわけではない。
「や…誠一…」
モジモジと腰を動かすが誠一は一向に責めを再開してくれない。
「ちゃんと言わないとわからないって言ったよな?どうして欲しいのか言ってごらん。茜の言う通りしてあげるから。」
茜は赤い顔をさらに赤くして言った。
「もっと突いて…もっと激しくして!壊れるくらいいっぱいして!」
誠一は茜の髪をつかんで顔を後ろに向かせディープキスをした。そしてそのままズンと腰を打ち付けた。
「んはぁっ!」
唇を離して茜が喘ぐ。パンパンと互いの腰と尻がぶつかる音が響く。
「せ…いち…気持ちいいよぉ…ずっと…こうして欲しかったの…あ…あぁ…も…だめ…ぁ…ぁ…んああああ!!」
茜は頭を振り乱し絶頂へ上って行った。
─――気が付くと茜は自分のベッドにいた。隣には誠一が寝ている。いつものように腕枕をして、寝ているはずなのに時々無意識に茜の髪を撫でている。優しい誠一。あたしが望むこと叶えようと頑張ってくれたんだ。何も言わずに不満を抱えていた自分を反省する。
「ごめんね、ありがとう」
小さく呟き誠一の寝顔にキスをした。