二人の夏-9
はあはあはあ・・・・マユミがケンジから身体を離した。ケンジは起きあがり、マユミを仰向けにした。そして彼女の両脚を持ち上げた。「マユ、お前に入りたい、入っていい?」
「うん。いいよ。入ってきて、あたしに。奥まで・・・・。」
ケンジはゆっくりとペニスをマユミの谷間に埋め込ませ始めた。「ああ、あああああ・・・、ケン兄・・・。」
「マ、マユ・・・・」
「あ、あたし、この瞬間がと、とても好き・・・・。」マユミが喘ぎながら言った。
「お、俺もだ、マユ。」
「あ、あなたと一つになる瞬間が、とても好き。」
「マユ。」
ケンジはほどなくペニスを彼女の中に埋め込むと、静かに腰を動かし始めた。「ああ、ああああ、感じる、いい気持ち、ケン兄・・・。」
「んっ、んっ、んっ・・・・」ケンジは次第に動きを速く、大きくしながら、息を荒げてマユミを愛し続けた。
はあはあはあはあ・・・マユミの身体が熱くなり、呼吸も速くなっていった。「も、もうすぐイきそう、ケン兄・・・。」
「よし、マユ、イこう、いっしょに。」
「うん。」マユミは固く目を閉じて大きくうなづいた。
ケンジの腰の動きがさらに激しくなった。「ああああ!イく、ケン兄!イくよ、イっちゃうーっ!」「ああ!お、俺も、マユ、マユっ!」ケンジの身体の中から熱いものが一気にわき上がってきた。「ぐ、ぐうっ!」びゅるるっ!びゅくっ!「ああああ!ケン兄!ケン兄!イってる!あたし、イってるっ!」マユミは身体を痙攣させ叫んだ。びゅくっ!びゅくびゅくっ!びゅるるっ!「ぐううううっ!マ、マユっ!」ケンジも身体を硬直させながら何度も何度も脈動し続けた。どくっ!・・・・どくどくっ!・・・・・どくん、・・・・・・どくん・・・・・・・・・どく・・・・・・。
毎年、夏が来ると、私たちは二人だけで会い、過去を懐かしみながら温もりを確かめ合います。兄妹の関係としては少し、いえ、かなり特異ですが、そのときだけは誰にも邪魔されずにあの頃の心のアルバムを開いて、さまざまな思い出と共に甘い時間を共有し、味わうのです。そう、兄が昔買ってくれたアソート・チョコレートのように。
Twin's Story 5 "Liquor Chocolate TIme" the End
−Twin's Story 「Chocolate Time」第1期 完−