最後の夜-8
ケネスはマユミに優しく口づけをしたあと、唇を彼女の首筋、鎖骨、そして柔らかな乳房に這わせていった。「あああ・・。」
ケネスはマユミの両脚を静かに開くと、おもむろに彼女の秘部に顔を埋め、鼻と口をこすりつけ始めた。「ああ、あああっ、ケン兄・・・。」ケネスはその行為をしばらく続けた。マユミの身体が熱くなっていくのが彼にもわかった。
ケネスはマユミの着衣を全て脱がせた。そしてあらためてマユミの秘部に唇を当てた。「ああっ!」マユミの身体がびくん、と跳ねた。「あああ・・ケン兄、ケン兄、気持ちいい・・・。」ケネスに抱かれながら、マユミはケンジの名を連呼していた。
ケネスはその行為をずっと続けた。マユミの身体はどんどん熱くなった。「や、やだ!イ、イっちゃう!ケン兄、あたし、もうイっちゃうっ!イくっ!」びくびくびくっ!マユミの身体ががくがくと震えた。
肩で息をしているマユミを見下ろしながら、ケネスはマユミにゆっくりと身体を重ねた。そして下着越しに大きくなったペニスをマユミの秘部にあてがいこすりつけ始めた。「ああ、ケン兄、ま、また・・・・。」
「マーユ・・・。」ケネスはマユミにキスをした。マユミは手をケネスの下着に伸ばした。
ケネスは自分でビキニを脱ぎ去った。「入れるよ。」
「うん。来て、奥深くまで・・・・。」
ケネスはペニスをマユミにゆっくりと挿し込んだ。「あ、あああああ、ケン兄!」
「う、ううっ!」
マユミの身体を強烈な快感が駆け抜けた。「ああ、ケン兄、ケン兄!」
「マ、マーユ!」ケネスは激しく腰を動かし始めた。「好きや!マーユ、抱きたかった、こうして、・・も、もうわい、あ、ああああ・・・。」
「あたしも、ケン兄、大好き、イ、イって、イって!あたしもイくから、あああああ!」
ケネスもマユミもお互いの身体を強く抱きしめた。
「で、出る、出るっ!マーユっ、マーユーっ!」びゅるるっ!びゅくん、びゅくん!「イっちゃうっ!またあたし、イく、イくっ!」びゅくっ、びゅくっ、びゅくっ!
二人の身体は大きく脈打ち、いつまでも離れようとしなかった。
静かに開けられたマユミの目から、大粒の涙がこぼれ始めた。「ケニー、ケニー・・・ごめんなさい、ごめんなさい!あたし、あたし・・・・・。」
「マーユ・・・・。」脈動が収まったペニスを、ケネスはゆっくりとマユミから抜いた。「まだマーユにはケンジのことが忘れられるわけあれへんのにな・・・・。無理もない・・・・。ごめんな、マーユ、勢いであんさんを抱いてしもうた・・・・。」
「いいの、いいの、ケニー。あたし、あなたが好き・・・・。」
ケネスはソファに折りたたまれていたケットを手に取り、泣きじゃくるマユミを座らせると優しくその身体を包んでやった。
「さあ、マーユ、いっしょにケーキ食べよか。」
「うん。」マユミはこくんとうなづいた。