最後の夜-2
ケンジはマユミの白いピッタリしたTシャツをめくり上げ、ブラのフロントホックを外した。白い乳房がこぼれた。ケンジは夢中でその乳房を吸い、もう片方の乳房を手でさすった。「ああああん・・ケン兄・・・。」
ケンジは少しごわついたカーペットの床にマユミを横たえ、短いショートパンツから伸びる白い太股に唇を這わせ始めた。そして彼女の両脚をゆっくりと開き、ショートパンツ越しにマユミの股間に顔を埋めた。
「あ、いやん、ケン兄・・・・」
ケンジはそのまま彼女のショートパンツを脱がせることなく鼻と口をこすりつけながら喘ぎ始めた。「ああ、マユ、マユ、いい匂いだ。」
「だ、だめだよ、ケン兄、あああ・・・」直にではなく、着衣越しに刺激され、マユミはもどかしさと期待が入り交じった不思議な快感を覚えていた。「濡れてきちゃった、ケン兄、脱がせて、お願い。」
ケンジはマユミの着衣を全て脱がせた。そしてあらためてマユミの秘部に唇を当てた。「ああっ!」マユミの身体がびくん、と跳ねた。着衣越しにじらされた分、刺激が強かった。「あああ・・ケン兄、ケン兄、気持ちいい・・・。」
ケンジはその行為をずっと続けた。マユミの身体はどんどん熱くなった。ケンジが舌を谷間に這わせ、舐め上げながらクリトリスを細かく刺激した。「や、やだ!イ、イっちゃう!ケン兄、あたし、もうイっちゃうっ!イくっ!」びくびくびくっ!マユミの身体ががくがくと震えた。
肩で息をしているマユミを見下ろしながら、ケンジはズボンのベルトを外した。そして黒いTシャツを脱いだ。彼は黒いビキニの下着姿になり、マユミにゆっくりと身体を重ねた。そして下着越しに大きくなったペニスをマユミの秘部にあてがいこすりつけ始めた。「ああ、ケン兄、ま、また・・・・。」
「マユ・・・。」ケンジはマユミにキスをした。そっと口を離した時、マユミが囁いた。「あたしもケン兄の、咥えたい。」ケンジは動きを止めることなく返した。「だめ。」
「え?なんで?」
「俺のはいいよ。汗かいてるし、シャワーで洗ってからな。」
「そんな・・じゃああたしのも汚いよ・・・・」
「お前のはいいんだ。俺、お前の匂いが大好きだから、全然平気だ。」
「ごめんね、ケン兄。」
「夜にまた、ゆっくりとやってもらうよ。」
「うん。」マユミは上気した顔で微笑んだ後、手をケンジの下着に伸ばした。
ケンジは自分でビキニを脱ぎ去った。「入れるよ。」
「うん。来て、ケン兄。奥深くまで・・・・。」
ケンジはペニスをマユミにゆっくりと挿し込んだ。「あ、あああああ、ケン兄!」
「う、ううっ!」
マユミの身体を強烈な快感がまた駆け抜けた。「ああ、ケン兄、ケン兄!」
「マユ、マユ!」ケンジは激しく腰を動かし始めた。部屋の床がぎしぎしと音をたてた。「好きだ!マユ、会いたかった・・も、もう俺、あ、ああああ・・・。」
「あたしも、ケン兄、大好き、イ、イって、イって!あたしもイくから、あああああ!」
二人はお互いの指を絡ませ、握り合った。
「で、出る、出るっ!マユっ、マユーっ!」びゅるるっ!びゅくん、びゅくん!「イっちゃうっ!またあたし、イく、イくっ!」びゅくっ、びゅくっ、びゅくっ!
それまでの時間を埋めるように、二人の身体は今までになく大きく脈打ち、いつまでも離れようとしなかった。「マユ、マユっ!俺の大好きなマユ!」「ああ、ケン兄、ケン兄!」