据え膳-1
「あずさ。ごろごろしてるなら家に帰れ」
お隣さんで3つ上の秋くんは大学2年生。
私は秋クンの通う大学の付属高校の2年生。
秋くんが高校3年生のとき私は中学3年生だった。
いつまでも追いつけない3歳の差。
勉強を教わるという名目で
ほぼ毎日秋クンの部屋に入り浸っている私。
「眠いのぉ〜・・・」
明らかに嘘だけど
秋クンにばれたことはない。
ごろんとベッドに横になって
寝たふりをする。
ご丁寧にミニスカからは下着がチラ見しているはずだ。