据え膳-2
「しょうがないなぁ〜」
そういいながらこれまた秋クンはご丁寧に
布団をかけてくれる。
チラ見の下着はどーでもいいんですか!!
こんなことを毎度やっているけど
23時にはきっちり起こされて
家に送り届けられる。
秋クンは「据え膳を食わない」男の恥なのですっっっ!!
「秋クン。きょうは私はお泊りするよ?」
「ん〜。なんで?」
毎回お泊りするとだだをこねる私の意見は
真剣には聞いてくれない。
「お父さんは海外出張。お母さんはそれに付いていきました!」
「あぁ?あずさ、夏休みだろ?何でついていかないんだよ!」
「うふふ。宿題がたくさん残ってるから。秋クンに教えてもらうため♪」