・・・12月-7
達也の最後の優しさにあたしは達也の腕をつかんで
答えた。
「だめだよ。七海。足を広げて。
ほら、声出したら周りに聞こえるぞ」
出したい声を手の甲で抑えつつ
それでも吐息が漏れ聞こえる。
「ぁ・・ぁ・・ぁ・・ぁぁぁ」
執拗にあたしの感じる部分を攻め続ける達也に
「もっとぉぉ」
とおねだりをする。
その言葉を聴いて
ニヤリと笑った達也は
下着の横のヒモを解いた。
「こんなやらしいの履いてきたってことは
ここで触ってもらうつもりだった?」
そういいながら
反対側のヒモも解く
はらりと下着があたしから離れ
ぬれている部分に冷たい空気が直接当たる。