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偶数月
【元彼 官能小説】

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・・・12月-10




あれから・・・

何回かの偶数月を向かえ
そのたびに一瞬だけ胸が苦しくなる。

けど。。。

所詮、同じ大学のサークル仲間。
達也が大阪で彼女とよりを戻して
幸せに付き合っていることは
うわさで聞いた。


あたしは
あたしはいまだに一歩を踏み出せないでいる。


だけど、

ゆっくり自分なりの時間で
進んでいけばいいんだと思ってる。


ありがとう。達也。



近頃、やっと素直に言えるようになった。


またいつか
本当に、いつか
笑って会える日が来るといいね




ありがと。






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