・・・10月-9
「ベッドにいく?このままする?」
「・・・このま・・ま・・」
ベッドまで行く時間がもどかしくて
身体を拭く行為がもどかしくて
熱いお湯に打たれながら
あたしは鏡に両手をついた。
そんなあたしのお尻を後ろから
抱え込むようにして
達也が入ってきた。
「はぁぁ。。。ん。あっあっあっあっぁぁぁ・・・」
達也が律動をするたびに
声がそれにあわせるように漏れていく。
反響するバスルームと
鏡に映るあたし。
両手を鏡に突いて
半開きにした目と口。
そんなあたしを髪から水を滴らせて
意地悪くわらう達也。
「イッちゃうよぉ・・」
「イけ」
「ああぁぁん。イッちゃうぅ!」
「イけ。」