ボーナス支給日-1
「アケミくん、今年も残念ながら業績がイマイチ だった。申し訳ないが今年のボーナスも去年と 同様に現物支給だ」
男が苦渋に満ちた表情を浮かべながら女性社員に言った。
「え〜、またですか〜。しっかりしてくださいよ!社長!」
アケミと呼ばれた女性社員は、社長の言葉に憮然とした表情を浮かべた。
「すまない。来年は頑張るから」
社長は素直に頭を下げた。
初めは斜に構えていたアケミだったが、頭を下げ続ける社長を前に、それも長くは続かなかった。社長の頭を見ながら肩の力を抜くと、ふぅと一息ため息をついた。
「仕方がないわねぇ」
アケミはすっくと席から立ち上がり、徐にパンツを脱ぐと、スカートをまくり上げた状態でデスクに両手をついて足を開いた。
「アケミくん、すでに準備万全じゃないか。お汁が溢れてるよ」
「社長、その発言はセクハラです!訴えますよ !」
「おいおい、勘弁してくれよ」
「どうでもいいけど、忙しいんだから早くボー ナスください!」
「わかったわかった、やりにくい世の中になっ たもんだ。じゃあ、今年もご苦労様」
ズブズブ
「あっ!あっ!あっ!」
「フン!フン!」
「あーん あっ!あっ!しゃ、社長、こ、今 年のボーナスは、あっ!あっ!」
「フン!フン!今年のボーナスがどうした?フ ン!フン!」
「あっ、あっ、き、去年より、あっ、アップし てる〜 」
おしまい