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真夜中の淫謀
【レイプ 官能小説】

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嫉妬と欲望と-7

「……なあに?」

「ちょっとだけ、来て。時間はかからない」

 トオルはエリナの手をつかんだまま、隣の自分たちの部屋に入った。すかさず鍵をかける音がし、真っ暗な部屋の中でエリナは背後から抱きすくめられた。がっしりとした腕を振り払いたいのに、それは異様な強さでエリナを捕まえたまま離そうとしない。

「何? やめてって言ったじゃない……今日はだめよ」

 無言のままトオルの手がエリナの胸をまさぐる。ワンピースのファスナーを下ろされ、ブラのホックを外される。素肌にトオルの指が触れる。乳首の先をぎゅっと指先で押し潰される。足が震える。快感に体が熱くなる。壁に押さえつけられ、正面から乳房をつかまれる。唇が首筋から乳房、乳首までを丹念に愛撫していく。乳首を温かく柔らかな舌がくるむ。音を立てて舐められ、強く吸いあげられる。

「ん……あっ」

「エリナ、気持ちいいでしょ? ほら、ここだってこんなに……」

 トオルの足がエリナの股間を強引に広げる。下着の隙間から指を入れられ、ぐちゅぐちゅと音をたてられる。その音に興奮する。愛液が太ももを伝って流れ落ちるのがわかる。

「いやらしい子だよね、ほんとに。でもそこが可愛いよ。僕はこんなエリナが大好きだ……ほら、いつもみたいにお願いして? ここ、舐めていかせてちょうだいって」

「い……いや、今日は、だめ……っ」

 エリナは自分の声に甘えの響きが混じっていることに気がついていた。目の前に与えられた快感には逆らえない。トオルはちゃんとそれがわかっている。ずるい子。こんなふうにさせられてしまったら、もうあとは昇りつめるまで言うことを聞くしかないのだ。トオルの両手がエリナの細い腰をつかむ。立たせたまま、太ももに流れる愛液を舐めとっていく。勃起して敏感になったクリトリスにキスをされると、全身がびくびくと震えた。舌が襞を割って忍び入ってくる。体内でぬるぬると蠢くそれは、きちんとエリナの気持ち良いところを探り当てた。

「あ、あっ、あっ……」

 もう少しで絶頂に届きそうなところで、舌はエリナの体から離れた。後ろを向かされ、代わりに背後から大きく勃起したペニスがそこにあてがわれる。入口を確かめるような動きをしたあと、それは一気にエリナの体を貫いた。声も出ないような快感。壁にしがみつく。腰を打ちつけられるたびに気を失いそうになる。耳元で意地悪な声がした。


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