妄想その3-3
「そ、そんな…。ははあっ…や、やさしく…お願いします…」
不安と緊張で、まるで怯えるウサギのように、びくびくと震える瑤子。
「大人しく、私の言うことを聞けば、悪いようにはせんぞ。もちろん、娘さんのこともな」
捕えた獲物を追い詰める獣のように目をギラつかせ、自分の置かれた立場を分からせようとする男。
観念したように抵抗する力を弱める瑤子を満足そうに見ながら、男は瑤子のインナーを捲り上げていく。
次第に露わになっていく白い肌、括れたウエスト、上品なブラジャーに激しく欲情し、被虐心が高まる。
「奥さんは、なかなかエエ趣味をしておる。私好みだ」
淡いピンク色にレースで縁取られたカップが瑤子の豊かな乳房を包み込んでいた。
「エエ乳しておる…。こりゃ、堪らん!」
言うと、男は白い胸の谷間に口付けをしながら、瑤子の表情を上目遣いで観察している。
「そ、そんな、言わないでください…んっ…」
顔を背ける瑤子。いくら娘のためとはいえ、夫や子供を裏切ってしまう。
そんな罪悪感に襲われながらも、胸元に近づく顔をどうすることもできず、ただ、恥ずかしさに顔を真っ赤に染めながら、目を瞑るだけであった。
そんな瑤子の様子を覗き込みながら、男はブラジャーのカップを押し下げる。
白くて柔らかくて、それであって弾力のある美乳が零れ落ちてきた。
「ハァハァ…」
男は、息を荒げながら白い胸に顔を埋め、チュチュと音を立てながら胸に唇を吸い立て始める。
「ゃ…っ…んっ…」
胸元への刺激に、微かに肩を震わせる瑤子。
男は、拒む力も弱まり、フラつき始めた瑤子をベッドに押し倒すと、太った体で覆いかぶさり、剥き出しの乳房に唇を、舌を這わせながら、徐々にその先端へと迫っていく。
「やっ…んっ…」
男の厚ぼったい唇が乳首を捉えた瞬間、瑤子の身体が刺激に小さく震えた。
顔を横に向けて、シーツをぐっと掴んで、恥ずかしさと舌の感覚に耐えている瑤子であった。
「なんだ、奥さん、感じておるのか?」
男は、瑤子の顔を覗き込みながら、じっくりと味わうように乳首に口を付け、舌を絡めている。
「しかし、エエ乳をしておる。子供を産んだ女とは思えん!」
張りのある乳房と尖った乳首を味わう男。
夫にはない、ねっとりとした攻めに、瑤子の身体は少しずつ反応し始めていた。