Re:〜前編〜-3
「先にあがれ。直ぐに行く」
見ていて切なくなったアースは息を吐いてキャラを促した。
時間は4時半……急いだ方がいい。
「うん。後でね」
キャラはついっと背伸びして唇を寄せ、アースも身を屈めてそれに軽く自分のを触れさせた。
キャラが去った後、アースは嫉妬した騎士団員達にもみくちゃにされるのであった。
宿舎に戻ったキャラは急いでバスルームに駆け込み、頭からシャワーを浴びる。
「……熱ぅっ……」
バトル後は興奮が治まらず、躰が火照って仕方がない。
いつもはアースが鎮めてくれる……文字通り体を使って……しかし、今日は時間が無さそうだ。
キャラは壁に背中をあずけるとシャワーヘッドを手に取った。
蛇口を捻りお湯の勢いを強くして首に当てる。
「んっ」
お湯の刺激で思わず声が口から漏れた。
そのままゆっくりと下げていき、今度は胸にお湯を当てる。
「ふっうぅんっ」
強い水圧が堪らない……直ぐに乳首が勃ち上がりじんわりと下半身が溶けた。
「ぁっふぅ……はぁっ……」
必死に声を抑えつつ更にヘッドを下げていく。
反対の手は空いた胸を揉みあげて乳首を摘まんだ。
「ひぅっんんっ」
淫口にお湯が当たった瞬間、躰がビクンと跳ねる。
「んぁっ……はっ……ぁ……んくっ」
位置を調整してクリトリスを狙う。
ビクつく躰に合わせてお湯が揺れ、絶妙な刺激となり快感が全身に広がった。
「ふうぅっ!んんっぁっはぁっ……あくぅっ!」
もうすぐ……後少しで……。
「イっ……!!」
一気に頭の中が真っ白に染まって躰が硬直した。
躰の外側は固まっているのに内側は忙しなく痙攣している。
「んくぅっ……ふっ…はぁ……はぁ……」
痙攣が治まると火照りも取れて少し楽になる……キャラは壁にもたれたままズルズルと座り込んだ。
「はぁ……は……あ?」
ふと顔を上げるとバスルームの入口に、しゃがんだ姿勢でニヤニヤと笑っているアース。
「よっ」
「んきゃあっ?!」
ガチャンッ
キャラは素っ頓狂な悲鳴をあげてシャワーヘッドを落とした。
お湯を吐き出しながら暴れるヘッドを拾ったアースは喉の奥で笑う。