ふうてん爺のブログ帳-4
「正爺さん、あんな相談がありますねん」
50前の幸が声をかけた。
「なんやねん、幸」
実は幸とは幸の若い頃一回やった事がある。
パイパンマン〇やった。
幸がパイパンって事は町内の女は皆が知っている。
町内の夫人会で温泉に行った時に見られているから……………
後で近所の女が幸ちゃんパイパンやでと教えてくれたがワシはトオに知っていた………
パイパンの処女を破ってやったから……………
「アノな〜」
と言ったままモジモジしている。
「どうしたんや、ワシ等の仲や……遠慮なしに話せや…」
「家の人な……スワッピイングしようかって言いよるねん…」
スワッピイングとは何やねん 。
「ウチラ飽きがきたから違う夫婦と交換してやろうかって………」
「幸と相手の夫婦の男とやるんか」
「そうや………家の人と相手の夫婦の女とやるねん……それも相手の夫婦は一部屋でやりたいらしいねん、私は相手の男とはやりたいけど……一部屋で同時にやるって………犬や猫やあるまいし」
「お前は間違っとる。相手の男とやりたいってのが………大体獣の考えかたや。獣なら獣らしくやったらエエやろ」
誰が考えたねん。
スワッピイングなんて獣のする事を英語で言っとるだけや………
大体、幸は性に対して大胆なサガをしている。
やりさらせ………
「そうか、正爺さんは獣なら獣らしくやれっていう事やな。私はやりたいねん。踏ん切りついたわ、おおきに」
幸は獣のようにツガルだろう。
欲望に正直な女やな。
ワシも獣のようにヤりたいねん。
勇気がないだけやな………
勇気があったら偉いさんになって女中がわりに妾をおき………
そんな甲斐性はワシは持っとらん。