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妄想天国
【若奥さん 官能小説】

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妄想その1-1

妄想その1

「おおおっ!奥さん、待ってたよ」
ドアを開け、目の前に現れた女を目にして、俺の頬は自然と緩んでしまう。
前から狙っていた若妻典子を、とうとうホテルに呼び出すことに成功した。
もう、俺の心は弾みっ放しで、厭らしい欲望がどんどんと膨らんでくる。

クリーム色のブラウスに膝丈のスカート。
ブラウスの胸元から肩に向かってキャミソールが透けて見える。
(う〜んんっ!俺好みの清楚な服装だぁ。確か年齢も20代後半のはず。最高の若妻じゃねえか)

「よく来たねぇ、奥さん。ほら、早く入りなさい」
俺は、典子の腕を掴んで部屋の中に引っ張り込んだ。
ドアが閉まり、オートロックがガチャリと鳴った。

平日の昼下がり、若妻典子との逢瀬のスタートを告げる合図だ。


「あ、あの……」
緊張からか、固い表情の典子。声も震えている。

「奥さん、そんなに緊張しなくてもいいんだよ。今日は奥さんと、素敵な時間を過ごしたいと思っているだけなんだからねぇ」
(おそらく、こんなことは始めてなのだろう。本当に緊張しているみたいだ。それに旦那に対する後ろめたさもあるのか?しかし、そんな人妻を弄ぶのが…また最高にいいんだな、これが…ヒヒッ!)

「あ、あの…その…私…やっぱり、こういうこと…できません…」
「今さら何を言ってるんだ?それに不倫なんて、誰でもやってるじゃないか?」
俺の頬は緩みっぱなしで、きっと典子の目には、下品で厭らしい顔に映っていることだろう。
典子の表情には嫌悪感までもが浮かんいる。

(そうそう、それそれ。最初は皆なそんな顔をするんだ。でも、結局は俺のテクニックに負けて、最後にはよがって、嬉しそうに啼くんだ…。だぁから人妻遊びは止められんのだ!ウヒヒ…)

「ここまで来て、ムリだのなんだのと、わがまま言っちゃいけないよぉ。奥さんも子供じゃないんだから、覚悟を決めないとねぇ」
俺の口調は、まるで部下に説教するときのようだ。

「そ、そんな……でも……」
「旦那を助けたいんだろう?それなら、どうすればいいか…奥さんが一番よく分かってるんじゃないか?」
そう言うと、俺は典子を抱き寄せ、腰や胸をまさぐり始めた。



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