『恋人』-4
「ごめん。田島。もっとゆっくり二人の関係を
進めるつもりだったんだけど・・・」
先生が煎れ直してくれたコーヒーを飲みながら
先生はばつの悪そうな顔でいった。
「いえ。私もずっと先生が好きでしたから」
「え・・・ずっと?」
「はい。中学生のころから」
「え・・・そーだったのか?」
「はい。よく先生を思いながら
一人エッチしてましたから」
私のあけすけな告白に先生は
飲んでいるコーヒーを噴出した。
「やだ。カーペットがしみになっちゃう・・・」
急いで台布巾でカーペットを拭く私を見つめ
「俺とのエッチを想像してたの?」
「はい。いけませんか?」
「いけなかないけど・・・いつの話だよ?」