少年-4
「……先生が、ヒトミさんに告白するのも分かる気がしますよ」
「あの人は、わたしを大切にしてくれているわ」
「ヒトミさんは、旦那さんとはじめてセックスしたのいつなんですか?」
「……高2の、夏よ」
「生徒が在学中に手を出すとは、大した先生ですね。じゃあ、そこに四つん這いになってくれますか?」
「くっ……」
ヒトミは言われた通り、畳の上で四つん這いになった。
そうすると、胸や尻、腰回りにかけてのヒトミの豊かな曲線が一層際立った。
ヒトミの顔が、羞恥に歪んでいる。
「この体を思うままに出来るなんて、やっぱり旦那さんが羨ましいですよ。毎日のように、してるんでしょう?」
「最近は、していないわ」
「へえ、それは不思議ですね。何故ですか?」
「子供もいるし、夫の調子が悪いみたいだから……」
「調子が? ご病気をされているんですか?」
「いや……あの、あそこが、硬くならないみたいで……」
「信じられないな。じゃあヒトミさんは、今はオナニーで発散してるんですか?」
「…………」
「違うのかな?」
「……あの、そこの一番上の棚に」
「? ここですか? あ、これ……」
そこには、何種類かのバイブや、ローター、ローションといった道具が入っていた。
バイブは、かなり大きなものも混じっている。
「これ、旦那さんに使ってもらってるんですか?」
「……ええ」
「相当大きなものもありますけど、これも?」
「ああ……そうよ」
「すごいな。ミサキさん、小柄なのにこんなのも入っちゃうんですね」
「……」
「僕も、これ使っていいですか? このローションも使えばいいのかな」
「ああ、駄目、駄目よ…!」
四つん這いになったままのミサキの背後に、大きなバイブを持った少年が近寄る。
少年が豊かなミサキの尻を撫でさすると、ミサキがうっと呻いた。