The guard who loves me-23
「ラグナ・・・・・」
「・・・ん?」
「キスして・・・・」
呟くような甘い囁きに煽られたかのように、
ラグナはファングの淡い唇を再び自らの唇で覆い隠しつつ、
腰の動きをこれまでにない早さで前後に揺さぶる。
―――ギシギシギシ・・・・・
―――ズプッズプッズプッ・・・
「んんんっ!!んんっ、んんっ、んんっ・・!!」
唇を重ね舌を絡ませながらの喘ぎはくぐもった響きを奏でる。
そして遂に
“その時”がきた。
ラグナの“男の象徴”が
勢いよくファングの最奥部を深々と貫いた瞬間、
ファングの身体の中で何か熱いものが噴き出した感触と共に、
彼女の頭の中を白い閃光が閃く。
「は、あゥゥッッ!!!!」
たまらず一際高い声を発し大きく身体をブルブルッと震わせたファングは
そのままラグナに抱きすくめられたまま、
ぐったりと脱力しそのまま自らの意識を手放していた―――――
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