The guard who loves me-22
「アン、あっ、ああっ!・・・・!!!」
「ファング・・・・」
「ヲルバと・・・・呼んで」
「・・・分かった、ヲルバ」
ファングの甘い喘ぎから来る“哀願”を聞きながら、
ラグナは彼女の乳房をゆっくり手のひら一杯で揉みしだきつつ、
ぷっくりと膨れ上がった先端に吸い付く。
ラグナの舌や歯の刺激がファングの声を更に高く甘いものにしていった。
―――ズプゥッ、ズプゥッ、ズプゥッ・・・・
その間もラグナの腰の動きは止まらない。
蜜を溢しながらもファングの茂みはラグナの下半身をすっぽり飲み込み、時おりブルブルッとざわつく。
(恐らくあれは・・・・・聖府からの追っ手か見張りだろう。
明日にはここを引き払い、暫く身を隠しておいた方が良さそうだ・・・・)
ついさっき消音付きの愛銃で射ぬいた相手のことに想いを巡らせていたラグナは、
気を取り直すや今までゆっくりとしたペースで続けていた行為に全力を投入することにした。
完全に一体となっていた2つの身体が、
月明かりと天幕の影の部分のコントラストの中 再び動き始める。
女の豊かな実りを押し潰している男の厚い胸板。
そんな男の背中にそろそろと2本の細い腕が下から伸び、10本の指がしっかりとしがみつく。
黒の腰に巻き付いていた2本の足をより固くきつく
力を込めて巻き付いた。
今まで下に横たわっている女の首許に埋もれていた男の首がゆっくりと上がり、代わりに自らの両腕を女の首元に差し入れた。
気づけば2人の肌は赤みがかり、じんわりと汗が全身から滲み出している。