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小さな復讐
【ショタ 官能小説】

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ニチヨウビ-8

 旧道の脇に車を止めた。
 周囲には人家も無く、人気は全くない。車が通ることも皆無に近いような場所だ。
 
「もう、ショウ君がおかしなこと始めるからこんなとこに来ちゃったじゃない」
「ここは……どこなんですか?」
「どこでもないわ。ただ静かな場所というだけ」
「家には、戻らないんですか?」
「だって、ショウ君が我慢出来ないでしょう?」
「すいません……すごくエッチな気分になっちゃって。あれ、じゃあ……?」
「ショウ君、好きな女の子っていないの?」
「最近一番好きなのは、サオリさんです」
「もう……エッチな事がしたいだけでしょう? 他には、いないの?」
「いませんね。僕、サッカーばかりやってたから」
「そっか。でも、こういうのって本当は好きな女の子とするものなのよ?」
「僕は、サオリさんとしたいです」
「それに、ショウ君の年だと、まだ早いかもしれないわ」
「僕もう待てませんよ、それに約束でしょう?」
「……そうね。じゃあ、ここでいい?」
「え、ここでですか? まだ明るいし、見られちゃうんじゃ」
「かもしれないわ。でも、こんなとこには誰もこないわよ。嫌ならいいけど」
「こ、ここで、ここでします!」
「そう。それなら……」

 ショウの耳元で、ここでセックスしましょう、と囁いてあげた。
 ショウは、は、はい!と股間を震わせながら答えた。

 
 車のシートを畳むと、結構な広さになった。そういう設計がされているのだ。
 ショウが横になる程度なら、十分である。
 今までそういう機能を使う必要がなかったが、こんな事でその機能が生きた。
 実は、わたしも車内で、という事に興味があったが相手がいなかったのだ。
 ショウが下半身だけ脱いで、横たわっている。
 試合の後で、汗をかいているかと思ったが、競技場の内部でシャワーを浴びて着替えていたらしい。
 ショウなりに気を使ったのだろうか。
 わたしは、服を脱いでいなかった。脱ぐと、外から見える可能性が皆無では無いからだ。
 スカートの下のショーツと、サマーセーターの下のブラだけ外した。
 手で軽くショウの勃起を触っている。強くすると、もう暴発してしまいそうだった。


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