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小さな復讐
【ショタ 官能小説】

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ニチヨウビ-11

「ふう……ショウ君、どうだった? はじめてのセックスは」
「あああ……たまらないです。なんか言葉で言い表せない感じで……」
「ほら、こんなに一杯出したのよ。出されたら、きっと妊娠しちゃうわね」
「ああ、恥ずかしいです……」
「じゃあ、気が済んだでしょう? そろそろ帰る?」
「あ、あの、もう一度、もう一度したいです」
「え〜、こんなに出したのに? ショウ君ておとなしそうで、ムッツリスケベなのねぇ」
「すいません、でも、まだ足りなくて……」
「しょうがないわねェ……」
 
 のそのそと新しいコンドームをひとつ取り出してみる。
 わたしは、イヤイヤという風を装い、内心歓迎していた。
 ショウの精液でぬるついた股間を優しくタオルで拭ってやると、発情してきたのかわたしの上着の下に手を入れて、乳房に触れてきた。
 微妙な力加減で乳房を揉まれると、息が荒くなってくる。
 指で先端を摘まれると、軽く声が出た。火がつきかかった体には、たまらない。
 
「サオリさん、胸触られるの気持ちいいの?」
「そんな事聞いちゃ、だめよ」
「でも、声出てましたし……ここ、口で吸ってもいいですか?」
「ああ、そこ強く摘まないでェ……」

 思わず、ショウの体を抱きしめてしまった。
 ショウは少しびっくりしたのか、ビクッと体を震わせたが、そのままわたしの体をゆっくり押し倒して上着を捲くり、乳首を吸い出した。

「ああうっ!」

 硬く膨張した乳首を舌で転がされ、強く触れられると、自然と声が出ていってしまう。
 ショウはわたしのスカートも捲り上げて、太腿の間に手を差し込んだ。
 わたしは、思わず太ももをピシャッと閉じて、ショウの手を挟んだ。

「ああ……ショウ君、そこは、だめよ」
「でも、さっき挿れさせてくれたんでしょう? 場所、確かめたいです」
「いやァ、恥ずかしいわ。わたしが、してあげるから」
「僕ばかり気持ちいいから、僕にもさせてくださいよ」


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