☆-3
「それでね。すごくいたいの・・・」
「そうか。ちゃんとシップするなりしとけよ?」
話は終わったのかと
メガネをかけなおそうとしたところで
美里がまだ部屋から出ようとしないことに気がついた。
確かに、こんなことのためだけに
夜中に俺の部屋まで来る訳がない。
「どうかしたのか?美里?」
「あのね・・・
ぶつけたのは、
あの。ここなの・・・」
美里が恥ずかしそうに「ここ」といったのは
美里の大事な部分だった。
「え・・・」
「今でも痛いの。お兄ちゃん。どうしよう・・・」
涙目になった美里がかわいい・・・