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小さな復讐
【ショタ 官能小説】

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ドヨウビ-9

「ショウ君たら、こんなに出して……気持ちよかったでしょう?」
「もう、なんか、すごく……」

 彼にとって初射精は衝撃だったようで、まだ意識が朦朧としているようだった。
 言葉もたどたどしく、要領を得ない。
 わたしも、気持よくなりたい。男は、女にも快感を与えてあげないといけないのよ。
 なんとなく、伏せってしまったショウの引き締まった体を手で触ったりしてしまう。
 無駄な肉は、ひとつもついていない。
 わたしも気をつけているので、そういう肉はあまり無いとは思うが、羨ましい気もした。
 しばらくすると、ショウがようやく起き上がった。
 まだ少しポーッとしている。

「……すいません、何かいっぱいお漏らししちゃったみたいで」
「お漏らしじゃないわ。こういうの、ショウ君初めてだったのね?」
「はぁ……」
「これ、射精って言うのよ。この白い液、ショウ君がいっぱい出したの」

 わたしについた液体を指さして説明してやる。
 ショウは少し恥ずかしそうな顔をして謝りながら、説明を聞いている。

「男の人が、女の人の中に射精をして、子供が出来るの。なんとなくは知ってるでしょう?」
「え、えぇ、まぁ……あっ……」

 ショウがわたしの股間を見ている。
 わたしは、ショウの正面で、あぐらをかくような座り方をしている。
 わざと、見えるようにしてあげた。反応を、見てみたかったのだ。

「ショウ君、わたしのことジロジロ見て、いやらしいわねェ……」
「だ、だって、サオリさん、パンツ履いてない……」
「さっき脱ぐかも、って言ったでしょう? 何か変かしら、ショウ君?」

 膝を立てて、足をそのまま横に広げてみる。
 いわゆる、M字開脚のような座り方だ。あああ、とショウが声にならない声を出した。
 彼の勃起が、いつの間にか回復している。
 
「ねェ、ショウ君、もっと見たい? そんなに綺麗なものじゃないかもよ?」
「み、見たい! 見たいです、サオリさん!」
「ショウ君たら、意外とエッチなのねェ。ほら、じゃあこっち来て」

 股間の近くに、ショウが勃起を揺さぶりながら近づいてくる。
 わたしは自分の陰唇を両手でぐっと割り広げて、見せてやった。
 今までのやりとりの中で、既に濡れそぼり、陰核も皮から露出してしまっている。
 ショウがわたしの中心部を凝視している。その視線が、たまらないと思った。
 彼の見つめる場所で勃起を受け入れて、締めあげてやりたい。
 そして、わたしも充実を得たい。


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