添い寝-2
「紗江子さん・・・」
「なぁに?」
「胸・・・当たってます・・・」
ん?ああぁ〜!
それで黙ってたの?
怒ってるんじゃなくて?
かわいい〜〜〜〜〜♪
「ん〜。遠慮しないの」
私はさらに胸を押し付けた。
いまどきの大学生にしては
割と純情。
酔いとは違う意味で
顔が赤くなってる。
そのまま一人暮らしの
マンションのエントランスを抜け
エレベーターに乗り
部屋に着いた。