おにいちゃんの悪戯-9
「・・・おまえ、Mなんじゃないの?見られたり、いじめられて悦ぶ変態なんじゃないのか」
「そ、そんな・・・違うもん・・・あ、ああっ・・・」
おにいちゃんが体の上に乗って腰を振る。気持ちいい。気が狂いそうに気持ちいい。
「可愛い変態・・・俺がいじめてやるよ・・・なあ、明日から毎日・・・いじめてやる・・・っ」
「あんっ、あっ・・・いじめてぇ、いずみのこと、いっぱいいじめてぇ・・・」
囁き合うようないやらしい言葉の応酬。わたしの体の中で熱い塊が弾けた。おにいちゃんの動きが止まる。絶頂の中で強く強く抱きしめられて、わたしはそのまま気を失った。
このとき言った通り、おにいちゃんは毎晩わたしの体をいじめに部屋にやってくる。ローションに媚薬、あらゆる大きさのバイブ・・・細い縄でわたしを縛って、いやらしい言葉を連呼させて、バイブで嬲って・・・
ふたりだけの時間。終わることのない、わたしとおにいちゃんだけの秘密の遊び。
(おわり)