おにいちゃんの悪戯-6
「可愛い妹のあんな声、毎晩聞かされる俺がどんな気持ちだったかわかるか?おまえの声で何回抜いたかわかんねえよ」
「や、やめてよ・・・そんな恥ずかしいこと言うの、やめてよぉ・・・」
小さな声で懸命に抵抗した。布団が剥がされる。細い光の筋に照らされて、興奮したおにいちゃんの顔が見えた。こんな怖い顔、初めて見た・・・。
おにいちゃんがわたしの下着に目を落とす。乳首が透けてる、と言って指先でまたそこを刺激してくる。また声が漏れそうになるのを唇を噛んで堪えた。
「恥ずかしいとか言いながら、こんな男を誘うような下着つけて・・・」
「ち、ちがうよ・・・そんなんじゃないの、友達と・・・」
「ひとりエッチしていやらしい下着つけて・・・悪い子だな。そんなに男が欲しいのか?」
耳を噛まれた。熱い息が耳と首筋にかかって、胸を揉まれながらそんなことを何度も言われた。違う、違う、って何度も言ったのにおにいちゃんは許してくれない。
足の間にごつごつとした指が割って入ってきた。下着の上から、いつも自分で触っているあのあたりを擦るように撫でられた。
「おまえ・・・ぐしょぐしょじゃないか・・・なあ、感じてんの?俺にこんなことされて・・・」
「あんっ・・・んっ・・・だ、だめ、恥ずかしいよぅ・・・声、出ちゃう・・・」
「声出したら、親父たちが部屋に入ってくるかもしれないな。こんなとこ、見られたくなかったら我慢しろよ」
見られたく、ない。だって、わたし今、いけないことしてる・・・おにいちゃんに、こんな・・・。でも、最初はびっくりしたけど、なんだかすごく気持ちよくなっちゃって、全然嫌じゃない。もっと・・・触ってほしい。