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おにいちゃんの悪戯
【兄妹相姦 官能小説】

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おにいちゃんの悪戯-5

「おにいちゃん・・・?」

「絶対に声、出すな」

 わけもわからずにぼんやりしていると、布団の中におにいちゃんが潜り込んできて、わたしの体を後ろからぎゅっと抱きしめた。おにいちゃんの体はびっくりするくらい熱く感じられたけど、なんだか小さいころを思い出して少しだけ懐かしい気持ちになった。一緒に布団を並べて眠らなくなったのはいつの頃からだっただろう。

「ああ・・・可愛い、いずみ・・・顔も、体もこんなに・・・」

 おにいちゃんの指が首筋から鎖骨、胸のあたりを撫でていく。くすぐったいような感じがして、わたしはちょっと笑った。

暗闇の中で、ただ荒々しい息遣いだけが聞こえた。優しかった指の動きはだんだんと激しくなり、わたしの乳房を信じられないような強さで揉みしだく。くすぐったいと思った感覚が、だんだんと別の感覚へと変化していく。背中側にいたおにいちゃんがわたしの体を押さえつけて馬乗りになり下着の上から乱暴に乳首を吸ったとき、我慢できなくて声をあげた。

「ちょっ・・・おにいちゃん、やめっ・・・やめてよぉ・・・んっ・・・」

 耳元で囁き声が返ってくる。

「声を出すなって言っただろ?俺、知ってるぞ、おまえがこんなときに出す声も可愛いってこと。ときどき自分でヤッてるだろ」

 恥ずかしさで顔どころか全身が真っ赤になって火照ってくる。聞かれていた。覚えたばかりのひとり遊び。眠る前のほんの一瞬、自分の指で慰めるだけのささやかな楽しみ。

 乳首に指が触れる。くりくりと抓まれたり弾かれたりしているうちに、また変な声が出てしまう。

「ひゃん・・・っ、だめぇ・・・」


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