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おにいちゃんの悪戯
【兄妹相姦 官能小説】

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おにいちゃんの悪戯-2

 さっきも4人で晩ご飯を食べているときに、おにいちゃんの彼女候補はどんな子なのかっていう話から始まって、わたしの彼氏はいつ家に連れてくるのかってパパがしつこく聞いてくるから、

「そんなひといない。わたし、ブスだから」

って言ったの。そしたら自分でも、ああ、そうだな、わたしブスだから彼氏できないのかなって思い始めたら涙が止まらなくなっちゃって、あわてて2階の自分の部屋に駆けこんだ。ママたちの何か言う声が聞こえたけど全部無視。馬鹿みたい。ほんと、馬鹿みたい。

 机の上には春休みに家族で撮った写真がある。家の前に植えられたパパのお気に入りの桜の木。毎年満開の時期になると家族で写真を撮るのが習慣になっている。

美人のママ。パパだって顔は悪くない。おにいちゃんもカッコいい。写真の中でもわたしだけが不細工に映っているような気がしてくる。

おにいちゃんみたいに何でも器用にできてカッコよくて、わたしもそういうひとになりたかった。美人でスタイルが良くてモテモテで・・・

 ぬいぐるみがたくさん並べられた白い戸棚のガラスに、泣き顔のわたしが映っている。ああ、可愛くない。雑誌を見てメイクの仕方を研究したり、髪型もいろいろ変えてみたり、友達に勧められたコスメも試してみたけれど、どれも効果があるようには思えない。どんなに頑張っても可愛くなれない。

 こんなふうに思いつめちゃうのも悪い癖だってわかってる。でも考え始めると止まらなくって、そんな自分がもっと嫌になってきて、また涙が流れてくる。

 こんな日は、早く寝ちゃえばいいんだ。朝になれば嫌なことなんか忘れて、また学校で友達と馬鹿騒ぎしている間に悲しい気持なんか吹き飛んじゃうんだから。

 まだ着替えもしていなかった制服を脱いで、お気に入りのリボンがついたハンガーに吊るし、パジャマを着るのも面倒だったからブラを外してキャミソールとショーツという下着姿のままベッドに潜り込んだ。

先週の日曜日、友達と一緒に買ったお気に入りの下着セット。胸元にフリルがついていて、ちょっと薄めの素材でセクシーだよね、なんて買ったけど、いまのところ見せる相手もいないのが悲しいところ。


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