いけない課外授業-9 どくどくと熱い液体が体の中に放出される。先生の手が、やっとわたしを解放する。先生の体が離れると同時に、破られた制服の上に崩れるように倒れた。 「また明日、今日と同じ時間にここに来なさい。君のために特別の授業をしてあげるから」 先生はにやにやと笑いながらそう言って図書室を出て行った。わたしの課外授業はしばらく終わりそうにない。 (おわり)