カリスマ女教師、西野冴香。-13
凄い量の精子だ。全身ドロドロだ。冴香はゆっくりと立ち上がり、そしてドロドロの髪をかきあげ、凛とした態度で全員を見つめた。
「みんなの温もり、しっかりと受け止め、そして一生忘れません。みんなはこんなに先生を愛してくれてたんだね?先生は、本当は恥ずかしかった。下着姿で授業をしたり、アソコを見せたり。もともとそういう性格じゃなかったの。でもみんなの為に私は耐えて頑張ってきたの。それにみんなが応えてくれた。今では恥ずかしくないわ?みんなの為なら何でもできる。そういう自信をみんなに与えて貰ったわ?ありがとうみんな。大切なみんな。私はみんなの担当になれて本当に良かった。愛してるよ?秋山君?…和田君…。」
冴香は秋山から和田まで全員の名前を呼び1人1人に感謝の言葉を伝えた。
「先生!!」
クラス全員が、精子など気にせずに次々と冴香に抱きついていった。
「ありがとうみんな…。卒業おめでとう!」
「先生!」
全員が涙を流した。1人1人、胸に刻まれる感動。冴香は幼い日に憧れた教師の姿にようやくなれたような気がした。