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真夜中の淫謀
【レイプ 官能小説】

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宴のあとで-9

 翌日の午後、エリナは岡田の車で自宅に戻った。さっそく斎藤一樹に電話をかけてみる。話をするのはもう何年振りだろう。

 コール音が10回ほど続いたところでやっと眠そうな声が聞こえた。

『もしもし』

「加藤エリナです。手紙をもらったから・・・」

『えっ!?加藤?・・・ほんとに?うわあ、かけてくれるとは思わなかったよ、あ、ありがとう!』

 興奮した声と共にドタバタと走りまわるような音がした。騒がしい男。

「今夜、少し時間あるかしら。会いたいの」

『今日!?う、うん、もちろんいいよ、じゃあ場所はどこがいいかな』

「わたしの家に来て」

『え?女の子ひとりの部屋にいきなり行くなんて・・・その・・・俺も一応、男だし・・・』

 だから何だというのか。少し面倒くささを感じながら、エリナは最寄り駅の近くにあるフレンチレストランの名前を口にした。

「わかった、じゃあ行くよ。19時・・・楽しみだな、加藤はいま何の仕事を」

 相手の声の途中で携帯電話を閉じた。意味の無い会話に時間をかける趣味は無い。エリナが欲しいのはくだらないおしゃべりの相手ではなくて極上のセックスができるパートナーである。

 約束の時間まで、エリナは入浴を済ませてお気に入りの香りのパウダーを全身にたっぷりとつけ、全裸のままベッドでぐっすりと眠った。


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