『届け***』-1
ねぇ、この声は届くかなぁ？
たとえ雨や風に掻き消されても、私は叫び続けるけれど。
私は、どうしようもないほどに、あなたをスキになってしまった。
愛してしまったの。
わかる？
いつだって、あなたのことを１番に考えてる。
あなたが脳裏に焼き付いて、もう離れない。
だから、あなたも私のことを常に考えていてくれればいいのにと、私しか見えなくなってしまえばいいのにと、そんな自分勝手なことを切に願ってしまう。
でも、とにかく私があなたのことを滑稽なくらいに好いてしまってるというのは、確かなことだから。
悲しい事が私に起きたら、あなたに会いに行ってもいい？
泣きたい時は、あなたに側にいて欲しい。
あなたさえ側にいてくれれば、どんな場所も夢のよう。
私は何にだってなれる気がするの。
時に何を信じたらいいのか分からなくなってしまうような世界だけど、あなたとなら、大丈夫。
越えてゆける。
真実を知るときは、いつだってぞくりと冷たい恐怖が襲う。
弱虫な私はそのたびに逃げ出したくなってしまうけれど、あなたがそこにいてくれるなら、もう怖くない。
もしも、何かが私たちを阻んだら。
弱虫な私だけど、必死にあなたを探すから。
そしてまた再び逢えたなら、この手を繋いで。
そして、いつまでもその手を離さないでいて。
どうか。
どうか、この声が。
この想いが。
あなたに届きますように。
Iamcrazyforyouforever...