自分へのご褒美-9
「んんん…」
夜中に目を覚ました冴香。変態的な姿を6万を超える男達に見られ燃え上がってしまった体がだるい。しかし何とも言えない満足感を感じる。
「精子でカピカピ…。」
頭から服から男液で汚れ異臭がする。
「あん、精子まみれ…。」
異臭も冴香にはたまらなかった。少しボーっとしてから、さっきのチャットを覗いて見た。すると冴香の登場を望むチャット部屋を見つけた。入室してみる冴香。すると冴香の話題でいっぱいだった。
『美嘉ちゃんもう来ないのかな〜。』
『あんな女子大生そうはいないぜ?』
『間違いなく過去最高だよ!』
『探し出してヤリてぇっ!!』
大盛り上がりだ。
「みんなも満足してくれたんだ。」
何か嬉しくなる。しかし二度と足跡を残す事もチャットを開く事はなかった。
シャワーを浴び、全裸で部屋に戻る。
「…」
全部使ってしまった精子が名残惜しい。
「学力を上げたご褒美、私だってご褒美貰っても悪くないわよね。」
冴香のご褒美とは間違いなく大量精子だ。またいつか集めようと決めた。早く生徒にまたご褒美がしたくなる。
チャットで誹謗中傷を受けた時に感じてしまったゾクゾク感が忘れられたい。
「生徒を手玉にとるのもいいんだけど…、かなり年下の生徒の言う事を聞いて服従してみたい気持ちもあるかな…」
また違う喜びを覚えてしまった。
冴香のクラスの学力向上は目を見張るものがあり、モデルクラスとして3年間ずっとクラス替えをせずに一貫教育をする事になった。その間、ずっと学年1位をキープした1年3組。今、3年3組として受験シーズンを迎えたところだった。