志津の受難-1
1.
あれから約1ヶ月。季節は梅雨を迎えていた。
雨がしとしと降る曇り空の下。ここは横浜市内にある大型デパートの女子トイレ。
その個室では2人の女子中学生が抱き合っていた。
様々な事件を経てようやく恋人同士となれた美貴と愛花である。人目をはばかる2人は剣道部の練習後に別々の方向へと帰り、途中でいつも回り道してこの女子トイレで待ち合わせているのだ。
「愛花…。ああ、私の可愛い愛花…」
「美貴お姉さまぁ…。もっとキスしてぇ…」
チュッ。チュッ。
唇の先で戯れるように甘いキスを交わす。それに飽きると長いディープキスで舌先を絡め合い、お互いの歯茎を舐めあって唾液を飲み干した。
次に美貴は便座に腰かけて、小柄な愛花を膝の上に乗せた。
ちょこんと座る小動物のようなその姿に、
(なんて可愛らしいの…!!)
…と感激し、思わず頭をなでなでしてしまう。愛花も黙ってうつむきながら撫でられている。
「愛花。ちょっとベロを出してみて?」
「ふぁい…」
あーん、と突き出された愛花の舌をじっと見つめる美貴。
「大分荒れているわね…。毎日汚れたふんどしを舐めさせられるのは辛いでしょ?」
「ううん。だってお姉さまが汚したふんどしが混じっていると思うと、つい一生懸命舐めちゃうんです」
その答えに胸がキュン! となった美貴は、愛花を激しく抱きしめた。
「おお…愛花! この世で一番愛しているわ。あなたは私だけの物よ!」
「ええ。私は一生お姉さまのもの…」
「愛花。私のオマンコ食べたい?」
「はい、とっても。お姉さまの生理が終わるの待ち切れなくて、何度もオナニーしちゃいました」
「じゃあ、あげるわね。たっぷりお食べなさい」
美貴は愛花を膝から降ろすとスカートをたくし上げて股間を露出させた。むっちりとした太ももと、股間をきつく締め上げる六尺褌が顔を出す。
愛花は足元にしゃがみ込んで美貴の股倉に顔を突っ込んだ。
「素敵…。お姉さまのふんどし。太もも。そして……オマンコ♡」
うっとりと呟く愛花は、ふんどしをぐっと横にずらして美貴のマンコを露出させた。2枚の小陰唇の間からはタンポンのヒモが垂れている。生理はほぼ終わったが、『おりもの』を防ぐために挿入しているのだ。
チュッ! 愛花の唇が美貴の花弁に触れる。
「…ああんっ!!」
愛しい少女に性器をねぶられる歓び。美貴の歓喜の喘ぎ声がトイレに響いた。
愛花はビラビラをそのまま口に含んでガムのようにくちゃくちゃ味わう。海産物のようなアクのある味が口中一杯に広がった。今日のは特に生臭く、血の味がする。
そして口先で垂れ下がるヒモを引っ張る。ずずっ、と引きずり出されてくるタンポン。月経混じりのおりものをたっぷり吸ったそれは倍以上に膨れ上がり、ところどころ赤く染まっている。
ちゅぽんっ…!
美貴の膣口からタンポンが飛び出すと、愛花はそれを手で受け止めた。そのまま持ち上げて口中に含む。
くちゃっ…。くちゃっ…。
愛花は吊るしたタンポンをキャンディーのように美味しそうにしゃぶっている。
「おねえはまのたんぽん、おいひぃ…。とってもおいひぃのぉ…」
口元を血まみれにして恍惚とした表情を見せる愛花。素敵な前菜を味わい尽くすと、いよいよ待ち焦がれた本日のメインディッシュだ。
くぱああぁ…。
愛花の指によって美貴の生殖器がぐっと押し広げられた。
左右から引っぱられたビラビラの形はほぼ左右対称で、そのシルエットは丸い。尿道口の脇に刻まれた深いシワ。大きく口を開けた膣口。穴の奥からのぞく無数のヒダ。生理明けのためかいつもより赤く腫れぼったい。会陰部が少しただれている。厚い包皮の下から顔をのぞかせる、小さめの肉芽。
大柄な肢体とは対照的に小ぶりで可愛らしいマンコだ。愛花はそれをうっとりと見つめた。
「お姉さまのオマンコ…とっても可愛いっ!」
チュッ!
愛花はぱくぱくしている膣口に口づけした。入り口を丁寧に舐め回し、尖らせた舌を中まで差し入れて舐め上げる。上の口と下の口で交わす熱烈なディープキスだ。
「おおぉ…上手よ、愛花。もっと、もっと舐めて…! オマンコしゃぶってっ!!」
愛花の頭を自分の股間にぐりぐりと押しつけながら、美貴が叫んだ。
舐めても舐めても、とめどもなくあふれ出るマン汁。
愛花は膣口から吐き出される白濁した本気汁をじゅるじゅると吸い上げてご奉仕する。
洪水状態のマンコとあまりに密着しすぎて呼吸困難に陥りそうになった愛花は、今度は顔を上方にずらし、勃起しきって持ち上がった肉芽を口に含んだ。そのままぎゅっと噛みしめる。
かぷっ!!
美貴の脳天に稲妻のような電撃が走った。
「っ!! …んむ"うううううぅぅぅぅんんっっっ!!」
クリトリスを甘噛みされた美貴は、自分でも驚くほどあっと言う間にイッてしまった。
身体をのけ反らせ、びくびくと痙攣する。
「はあ…はあ…はあ…」
「お姉さま…。気持ち良かったですか?」
美貴は何も言わず、熱烈な口づけで愛花に返答した。自分の経血のついた唇を、頬を丁寧に舐めとってゆく。
「愛花…そろそろ時間だわ。最後は…一緒にイキましょ?」
美貴は立ち上がってスカートの下の六尺褌を整えた。
そして愛花のスカートをまくり、その股間に締められたお揃いの六尺褌の横褌を掴む。愛花も美貴のふんどしの横褌を掴む。ちょうど相撲で言う『吊り合い』のような形となった。
そして2人で呼吸を合わせ、ぐいっ! …と力を込めてお互いの身体を吊り上げた。
「…あん! あん! あんっ! …ああんっ!!」
横褌を持ち上げるたびにふんどしがどんどんアソコに食い込んでゆく。2人は息を荒げ、ひたすらに吊り合った。