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名門女子剣道部・愛花
【同性愛♀ 官能小説】

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志津の受難-7

 しかし、突きはまったく当たらない。
 志津は落ち着きはらった様子でその突きをギリギリの間合いでかわしてゆく。

「まだ踏み込みが甘いわね。今度はこちらからいくわよ! きえ―――――ッ!!!」

 気合の掛け声と共に志津の反撃が始まった。だが危険な突き技は決して出さず、通常の打ち込みだけで玲を圧倒する。

 カン、カン、カン、カカンッ!!
 小手、面、胴と次々と繰り出される一撃は、練習の時よりもはるかに速く鋭い。
 たちまち防戦一方となった玲は志津の打ち込みを受けるだけで精一杯となる。

「さっきまでの勢いはどうしたの? もっと打ってらっしゃい!」

 物静かな普段の志津からは想像もつかない、気迫のこもった声。
 固唾をのんで見守る周囲も、志津が今まで本気を出していなかったのがよくわかった。

 ギリギリギリ…ッ!
 木刀と木刀がぶつかり、激しいつばぜり合いとなる。
 間近で見る志津の顔は瞳が燃えていた。その迫力はとても直視できないほどだ。
 玲は必死で持ちこたえたが、このすさまじい勢いにはとても勝てず、どっと突き放される。

 ズダアアアアァァァンッ!!
 玲が後方に投げ出された。

「どうしたの? そんな程度の腕じゃこの剣道部は任せられないわ! さぁ立ちなさい!!」

 強い! 玲はぞーっとして、背中を冷たい汗が流れ落ちるのがわかった。

(つけ入るスキがまったくない…!! でも…威張っていられるのもせいぜい今のうちよ!)

 玲は意味ありげにニヤリと笑うと、すっと立ち上がって反撃に転じた。
 再び得意の三段突きを繰り出す。さっきよりもさらに素早い。
 しかし志津はその突きも難なくかわしてしまう。

「どうしたの? あなたの実力はこんなもの? またこっちからいくわよ!」

 ギュルルルルゥゥゥ………!
 しかしその時、志津の動きが止まった。
 下腹部に走る、キリを突き刺すような鋭い痛み。この急激な便意は一体……?

(何…これっ?! お…お腹が……っ!!!)

 手が痺れ、脂汗までが出てくる。あまりの痛みにじっとしているのがやっとだ。
 愛花も、美貴も、八千代も、つかさも、周囲の部員は全員怪訝そうな顔をしている。

(ま、まさか…あの時…?!)

 今日の志津は、練習開始前の15分を直見と一緒にお茶を飲んで過ごした。
 教員用の準備室で2人っきり。愛を交わした者同士の甘い雰囲気が漂うティータイムだった。

『今日は珍しいお茶が手に入ったので持ってきました。ダイエットにいいそうですよ』

 変わった味のお茶だな…と思い、志津はすべて飲み干してしまった。

(直見…私をハメたのね…っ! あんなに可愛がってあげたのに…!!)

 はっと周囲を見回すと、さっきまで練習を監督していたはずの直見がいない。
 謀られた…! 志津は呆然とした。
 その様子を見ていた玲は勝ち誇ったように言い放った。

「コーチ…打ち込んでこないんですか? じゃあこちらからいきますよ…!」

 シュッ! シュッ! シュッ!!
 再び鋭い三段突きの連続。今度は志津が防戦一方となる。
 玲は捕えたネズミを弄ぶ猫のように遊び始めた。

「ははは…! なんですか、そのへっぴり腰は! それでも全国大会で優勝したんですか?」

 バシィィィィッ!!
 玲の木刀が志津の小手を打ちすえた。

「く…っ!!」

 カラン…。
 手から木刀が落ちた。びりびりと震える左手を押さえて志津は思わず前屈みとなった。

「スキありっ!!」

 次の瞬間、玲の突きが志津の下腹部を貫いた!

「お…おごごぉぉぉ…っ!!! かはああぁぁっ…!」

 鋭い衝撃に思わず息が詰まる。
 そして志津のお尻からすさまじい破裂音が響き渡った。

 プブッ…! ブリブリブリッ!! ブバッ! ブババッ! ブババババババ―――――ッ!!!

 袴の足元からぼとぼとぼとっ…と垂れ落ちるウンコ。固いふんどしの縦褌に進路を阻まれて、ちぎれちぎれとなった塊が際限なくこぼれる。
 日頃から便秘気味だった志津の腸内にたまっていた宿便の量はすごいものだった。
 やや遅れるかたちで、ちょろちょろちょろ…と股間の部分に大きな染みが広がっていく。
 道場内にはたちまち異臭がたちこめた。

「あ…あ……見ないで…。見ないでえええぇぇぇっっっ!!!」

 志津は下腹部を押さえたまま振り絞るように叫ぶと、へなへなとその場に座り込んだ。
 部員たちはあまりの事態にあっけにとられ、言葉を失っている。

「ははは! きったない女ねぇ! 鼻が曲がりそう!! とんだコーチがあったものね!!」

 ドカッ!
 玲は荒々しく志津を蹴り飛ばした。ガニマタで仰向けになって転がってゆく。

「私の所有物を奪い、剣道部を私物化するメスブタのマンコに制裁を加えます!!」

 ズボッ!!!!
 志津の股間に、玲の木刀が突き刺さった!!

「お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"――――――っっっ!!!!」

 グリグリと性器にめり込んでゆく木刀。
 志津はぴくぴくと痙攣しながら失神した。完全に白目を剥き、口からはぽこぽこと泡が吹き出している。
 尿道と肛門が緩んだのか、ビチビチッ!と汚い音を立ててさらにおしっことウンコが漏れ続ける。

「はっはっはっはっはっはっはっ!!」

 ずっと待ち望んでいた志津の無様な姿を見下ろして、玲は狂ったように笑い続けた。

「ママッ! しっかりしてっ!」

 一番最初に飛び出したのは愛花だった。

「コーチ!」
「コーチッ!!」
「しっかりして下さいっ!」

 そして美貴が、八千代が、つかさが口々に叫ぶ。部員たちは駆け寄って志津を介抱しはじめた。


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