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ゼビア・ズ・サイドストーリー
【ファンタジー 官能小説】

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焔の決断-12

「ふあっ」

「元気元気」

 ズボンの上から分身を擦られ、ビクンと体が反応する。
 エンのソコはしっかりと硬く、勃ち上がっていた。

「ライっ……」

 服の上からなのにズンッと腰に響く快感……男のツボを知りつくした愛撫に病み付きになりそうだ。
 ラインハルトはパンツごとズボンを脱がし、直接刺激を与え始める。

「はくぅっ」

「先走りでネトネトだよ……どこまで我慢出来るかな?」

 ズルズルと体を下げ、エンの左足を少し持ち上げたラインハルトは舌で肉棒の裏側を舐め上げた。

「っうっ……はぁ」

 既にエンには無駄口をたたく余裕がなく、必死に沸き上がる声を抑える。
 しかし、ラインハルトの舌や唇の動きはかなり巧みで、どんな風に舌を動かしているのか不思議なくらいだ。

「うっ……ああっ!」

 ついに漏れたエンの喘ぎ……それはラインハルトが玉袋を口に含んだ時だった。

「なっ……それっ……凄っ……っ!」

 指は亀頭を撫でるように動き、手の平全体で肉棒を扱きつつ、玉袋を口の中で転がされるという未知の快感にエンは爆発寸前。

「はっ……はっ……ラインっ…出っ……っ!」

 もうイキそうだ、と思った時、愛撫が止まった。

「んあ?!っ…はっ……はあ……酷いなぁ〜…」

 寸止めはキツイ……エンは胸を上下させながらラインハルトを軽く睨む。

「酷いのはどっちだい?自分ばかり気持ち良くなっちゃってさ」

「あう」

 言葉を失ったエンの唇にラインハルトは笑ってキスを落とした。

「ん……」

 自分から滲み出た液体の味に少し顔をしかめたエンだったが、これも悪くないな、と思い舌を絡める。

「んは……僕もシようか〜?」

 口が離れるとエンはラインハルトの男根を撫でた。
 こっちもしっかり勃ち上がって準備万端。

「くっ……今はいい……かな……それより……」

 ラインハルトは下半身の服を脱ぐと、自分の肉棒とエンの肉棒を触れ合わせ、いっしょくたにして握った。

「んんっ」

「ぅんっ」

 2人の口が声が漏れる。


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