▼\__電車通学__/-2
教室に丸と一緒に入った。野澤と影はもういた。
「ぢゃ、俺言っとくからネ♪」
丸が小声で言った。
「お、おはよう!野澤くん!」
明るく振る舞うなゆる。
「...おはよ...」
今日もなゆるの体を見つめる。
「...な、何か付い..てる?」
「...付いてる」
一体何が付いているというのだ。
「何が?」
「男の匂い」
は?...
「なゆるっちゃ〜ん!影が「しょうがねぇなぁ...」って言ってたよぉ!!」