王様の嫁取り大作戦-22
「んあぁっ!キョウっイクぅっイッちゃうっ!!」
「っ俺っも……っ」
ズンッ
「いやあぁぁああっ」
ドクンッドプッ
「はっぐぅぅっ」
イズミが先に跳ばされ、それに巻き込まれたドグザールは最奥に突き刺した肉棒から欲望を子宮めがけて吹き出した。
「あ……あぁ……熱い……」
イズミは中に注がれていくモノを感じながらゆっくりと躰の力を抜く。
肉棒を刺したままドグザールはイズミの胸に顔を埋めた。
「はっ……はっ……歳には勝てねぇ……」
連戦は無理、と言うドグザールの頭を優しく抱いたイズミは軽く笑う。
「私も……無理です……これ以上イッたら……壊れちゃうわ」
髪に指を通し、ゴワゴワの手触りを楽しむイズミ。
ドグザールはその後戯にくすぐったそうに笑い、そっと囁いた。
その囁きはイズミの声と重なる。
「「……愛してる……」」
それから1ヶ月後……王が妃を連れて帰ったゼビアの城では、ハーモニカの音色に合わせて清らかな歌声も聴こえるようになった。
ー王様の嫁取り大作戦・完ー