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想いの果てに
【兄妹相姦 官能小説】

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犯行-1

俺は一つの決断をした。
このままじゃいつかは誰か見知らぬ男の物になってしまう。
どうせ俺の物にならない位ならいっそ彼女の全てを奪ってしまおう。

俺は彼女の部屋の前のベランダで隠れ機が熟すのを待った。
辺りはだいぶ寒くなり指が冷たくジンジンと痛くなってきた。
まだか。まだなのか。早く
後少しだ
後少しだけ待とう
家の明かりも消えどれほど待っただろうか…
深夜2時か
もう良いだろう

フェイスマスクを被りガムテープを用意する。
俺はベランダの窓を開けた。
部屋の中は甘ったるいミルクの香りと彼女の匂いが漂っている。
ドックンドックン・・・
俺は自分の鼓動の音があまりにも大きく彼女を起こしてしまわないかと不安になる。
ベッドで寝ている彼女の枕元へ歩み寄りゆっくりと座り込み彼女の横顔を覗き込む。

幼いながらも整った顔立ち、色白で綺麗なストレートの髪きっと大人になると美人になるだろうと容易に想像ができた。
俺は彼女のほっぺを指で軽く押した。
ぷにぷに
彼女は寝ながらも「ん〜〜〜」っと寝言を言った。
彼女の寝顔を見ていると先ほどの鼓動も薄れ穏やかな気持ちになっていった。
今なら引き返せる・・・
まだ寝てるし誰にもバレてはいない。
こんなに愛おしく可愛いのにそれを俺の手で壊そうなんて
馬鹿げた事を考えて行動しようだなんて何を考えてるんだ俺は・・・

美優・・・
好きだよ

起きている時には言えない言ってはならない想いをささやき彼女の唇に触れキスをした。
美優は寝ながらもそのキスを受け入れ気持ちよさそうにする。
ここから離れよう・・・
これだけでもう充分だ
最後にもう一度かるくキスをする。
その時、いきなり美優が目を覚ました。
俺と目が合う。
まだ意識がはっきりしておらずボーっと眺めていたが異変に気付き叫ぼうとした。
俺はとっさに美優の口を手で塞ぎ体を押さえ付けた。
「騒ぐな!騒ぐなよ!騒ぐとどうなっても知らないぞ」
そう言って俺は彼女の頬に持ってきたナイフを当てた。
「分かったら、頭を頷け」
彼女は恐怖のあまり震えコクンと頷いた。

また俺の中にまたどす黒い感情が生まれた
美優を俺の物にしたい・・・



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