先生の手、先生の口-10
冴香は手を止めて話しかける。
「山中君、ちゃんと皮、剥いてる??」
「か、皮を剥くって…?」
「え?知らないの?包茎って知ってる?」
「聞いた事はありますけど、それが何かは…分からないです…」
「そ、そうなんだ…。(そっか、山中君、真面目だからそういう話は友達としないんだ。)」
無知…それもいい。冴香は山中の肉棒の皮を被せた状態にする。
「これが包茎って言われる状態よ?子供のオ…ン…ね。大人になってもこの状態のオ…ン…ンの事を包茎って言うの。それで、普通は皮を被ってるけど、根元に引っ張って頭が出るものを仮性包茎、引っ張っても頭が出ないのを真性包茎って言うの。仮性包茎の場合は何とか皮が剥けるからいいけど、真性包茎の場合は病院に行って皮を切る手術をしないと不衛生だし、そのオ…ン…ンでエッチすると、最悪、女の人の子宮に癌を引き起こす要因になるの。」
「し、手術ですか!皮切らなきゃならないんですか!?僕のは…」
「今の所は仮性包茎ね?日本人の多くが仮性包茎って言われてるけど、包茎には変わらないわ?みんなとお風呂に入る時、トイレ、女の子とエッチする時、コソコソしなきゃならないわよ?どうせだったら堂々としたいでしょ?」
「し、手術しなきゃならないんですか?俺…。」
「ううん?成長期に、常に皮を剥く事を心がければ、常にこういう状態…ちゃんとしたオ…ン…ンになるわ?」
皮をグッと根元に引き寄せ亀頭を露出させる。
「成長期にオ…ン…ンも大きくなるでしょ?その時に皮で押さえつけられるから成長を止めちゃうの。だから皮を剥いて、成長を邪魔しないようにしなきゃダメなの。真性包茎な男が多い中、剥けてる人は成長期に常に皮を剥く事をしてた子よ?ほら、こういうオ…ン…ンの方が男らしくて素敵…。先生見とれちゃう。だから、これから常に皮を剥く習慣を忘れちゃダメよ?」
「は、はい…。」
まるで勉強を教えて貰っているかのように真剣に話を聞く山中だった。