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淫欲マンション
【若奥さん 官能小説】

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第4章-4

「分かってるでしょう?奥さん…この前もここであんなに乱れたじゃないですか…もう、お忘れですか?ふふふ…」
膣の中に射精されたことを思い出させるかのように、峰岸さんは手でソファを叩きながら薄笑いを浮かべています。

「知りませんっ…!もう、帰ります」
「帰れると思ってるんですか?奥さん…」
「どういう意味ですか?」
「今夜も奥さんを悶え狂わせるんですよ…しかも、今夜は酔い潰れた旦那の前でねぇ…ククク…」
「なに馬鹿なことを言ってるんですか。そんなこと許されるわけないじゃないですか」
思わず、声が大きくなってしまいます。

「ふふふ…ご主人の前では大人しくても、私の前では感情的になるんですねぇ…可愛いですよ…奥さん」
「ふざけないで下さい。それに、もう写真も無いんですから、峰岸さんの言うことを聞く必要はありません。帰ります」
そう言うと、私は光一さんを起こそうと強く肩を揺すりますが、まったく起きそうもありませんでした。

「ふふふ…起きそうもありませんなぁ…ご主人を担いで帰れますかな?それとも、置いて帰りますか?」
身長180センチ近い光一さんを背負うなんて私には無理です。峰岸さんがソファから立ち上がり、私たちの側へと寄ってきました。

「来ないで…」
顔が怯えで引きつり、声が震えてしまいます。

「いいんですよ、奥さん…大きな声を出しても…」
「本当に大声を出しますよ」
「だから構いませんよ…ご主人が目を覚ますかもしれませんがねぇ…その時は洗いざらい全てをお話して上げましょうかねぇ…ククク…」
「そんな…なぜ、そんなこと…」
「もともとは、奥さんが私を誘惑したんですよ…それに、見ての通り、ご主人は私に心酔しきっているようですからね…ふふふ…いくら奥さんだからといって、ご主人がその通り受け止めますかねぇ?」
言うと、峰岸さんは私の腕を取り立ち上がらせ、抱き寄せてきました。

「いやっ…!放して」
峰岸さんから逃れようと、身じろぎする私。

「いいんですよ、奥さん…暴れても、大声を出しても…今の奥さんを見たご主人を説得できるか試してみましょうかぁ?…ククク…」
後ろから抱きついた峰岸さんは、いつもようにあの長い舌で首筋から耳をねっとりと愛撫してきます。手は春物のセーターの裾から侵入して、キャミソールの感触を味わうかのようにお腹の辺りを撫で回していました。



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