あるゲームセンターの風景-11
俺はそういう彼女に手を引かれ、さらに奥深く連れられた。俺はギョッとしたが、カオルは強引に俺の背中を押し、中に入れた。ここは、女子トイレの個室の中である。
「おい、何するんだ。こんなとこにいるのが知れたら」
「大丈夫ですよ、女性は少なかったですし、あまり使う人いませんよ。それに、結構広いでしょう?」
「そういう問題じゃ」
「アベさんは、エッチな女の子って嫌いですか?」
「嫌い、じゃないけど……ここは」
「こないだ、途中までだったし、久しぶりにアベさんの顔みたら、もうわたし」
今度は、カオルの方から貪るようにキスをしてきた。
唇を吸い、舌が俺の唇に割って入ってくる。
負けじと、俺は彼女を抱きしめ、スカートの中に手を差し込み、豊かな尻を揉んだ。
彼女の体がビクンと震えた。
「アベさん、わたしの、お尻、好きですか?」
「……ああ」
「……じゃあ、あげます」
彼女はスーツスカートを脱ごうとしたが、俺はそれを制した。
彼女は何故、という表情を見せたので、俺は一言、言った。
「カオルのスーツ姿が、すごくセクシーだから……」
「……アベさんも、エッチなんですね」
彼女は目を潤ませながら、少し微笑むと、俺に背を向けて、そのまま尻を突き出した。
タイトなスカートに覆われた、むっちりとした尻。そこから伸びる足もまた同様だった。カオルは早くして、とばかりに尻をくねらせる。
俺は、彼女のスカートをめくり上げると、下着とパンストを膝下までずり下げた。
目の前には、彼女の大きな桃のような尻が、目線を下げると、彼女の履いていた薄ピンクの下着が見える。下着の中央辺りが少し染みていた。
思わず、彼女の尻肉を掴み、左右に広げた。彼女の穴が全部見えた。
しばらく眺めていると、ああん、と声が聞こえた。その瞬間、俺は頭が真っ白になった。
彼女の尻に顔を突っ込み、中心の柔肉を指で捏ね唇で噛み、啜った。
カオルは手を壁に当て、なんとか声を我慢しているが、時折獣のようなうなり声が聞こえた。この前は、中指をこの穴の中に入れた。ヒクヒクする穴を見ながら、指をゆっくり差し込む。ううっと、声がした。
出し入れしながら、中で指を曲げたりしてみる。彼女の体がビクビクしてきた。もう少し続けると、ダメ出ちゃう、と言った。
彼女の股間から飛沫がとんだ。ああ、ああ。彼女はしばらく痙攣していた。
「……カオル、どうだった?」
「もう、最後までェ、してください……早くぅ」