ブルースカイ・ブルー-2
「抱いていい…?」
私は静かに目を閉じた。これが二人の間の暗黙の合図。
目を閉じた私にそっとキスをするあいつ。触れあうキス。唇を押しつけあう、貪るようなキスは嫌い。優しく、なぞるような甘いキス。
「ん…ぅん…」
柔らかい唇の感触がする。よかった。幻覚じゃないんだよね。
そっとパジャマの中に手が入り込む。ノーブラの胸。直に触れるあいつの手。
「あぁ…コウ…」
なんだか私、普段より敏感な気がする。暫くえっち、してなかったからだろうか。あいつが触れるだけで身体が熱くなる。
「もっと触って…もっと愛して、コウ!」
そういって、あいつにしがみつく。もう離したくない。離れたくない。
「愛してるよ、岬。ずっと。今までも、これから…も」
あいつはそういってパジャのボタンを外した。
「岬のおっぱい、やっぱ綺麗だな」
胸の突起にあいつが舌を這わす。頭の芯が痺れるかんじだ。
私はあいつに身を任せたまま、目を閉じる。この感覚、久しぶり。ふにゃふにゃと胸を揉まれ、舌と指で突起を弾かれる。
「ああ…いぃ…」
私のナカからはとろとろと蜜が溢れてくる。
「気持ちイイ?」
優しく問いかけてくるあいつ。その間も胸への愛撫は止まない。
「うん…ねぇコウ」
「なに?」
「私も、シたい」
私はナカから溢れる蜜でショーツを濡らしながら言った。
あいつは、なにも言わず驚いている。私は起きあがると勝手にあいつのベルトに手をかけた。ズボンの股間部は少し盛り上がっている。
「窮屈でしょ?」
何か言おうとしているあいつを無視し、ベルトを抜き取る。そしてずるりとズボンとトランクスを一緒に引き下げた。
「岬っ!?」
バネのように跳ね上がるあいつのモノ。それは大きくて逞しい。
私はソレを優しく両手で包み込むと、そっと擦りあげた。
「…っあぅ!」
小さく喘ぐ声がたまらなくセクシーだ。
「気持ちイイ?」
私はやわやわとモノを擦りながら、あいつを見る。あいつは切なそうな顔をして私を見つめ返してくれる。
「ん…気持ちイイ…。岬がしてくれるなんて滅多にないから…はっ…凄く…カンジる」
私は基本的にいつも全て相手任せだ。自分からするのはあまり好きじゃない。なのに今日はなぜか凄くしたい気持ちになる。
「嬉しい…コウ」
擦っているあいつのモノは、先から透明な液を溢れさせてテラテラしている。それをすくいとるように、先を押しつける。
「ぁん…うあぁ…!」
あいつのモノはまた一段と堅さを増したみたいだ。それを見ると、私は無性にフェラをしたくなった。
何も言わず頭の部分を口に頬張る。あいつの味。舌で包み込むようになめる。
「あっ…きもち…っ。岬…いいよ…」
あいつは気持ち良さそうに目を細めながら私の頭をなでている。私は嬉しくなって一生懸命モノを飲み込んでゆく。口のナカでもあいつのモノは元気よく堅く、大きくなっていく。この大きなモノが私のナカに入るのかと思うと、私の子宮はきゅんと疼き、止めどなく蜜を溢れさせた。もうショーツはびしょびしょだ。
「あっ…岬ィ!も…だめ…やめ」
不意にあいつはか細い声でそう訴えた。かと思うと、口のナカに熱い迸りが発射された。
「くぁあっ………!」
私はそれでもモノをくわえたまま離さず、最後の一滴まで吸い尽くすようにしゃぶりついた。口のナカはネバネバで青臭いもので一杯になる。
「あっ……ゴメン」
ゴクンと音をたててそれを飲み込む私に、赤い顔したあいつが謝る。なんだか可愛い。
「いいの…それより早く頂戴?」
いつもは催促なんてしない。でも今日は早く入れて欲しくてたまらない。アソコはもうビチャビチャだ。
「ん…。判った」
優しく私を抱きしめると、あいつは私のショーツをはぎとった。