ご奉仕がお上手。-3
「ん・・・!ちょっと待っ・・・まだ玄関ッ・・・」
『うん。だから、あんまり大きい声出さないでね?』
外に響いちゃうとまわりに迷惑だから、なんて心にもないことを残し、靴をはいたままの郁の片脚を持ち上げる。
その脚の後方から指を突き上げた。
「―――――ふあぁっ!」
がつがつと膣内をこする指で、支える郁の脚が震えている。
もう片方の脚はぴんと張りつめ地に着いているが、重心は俺に片寄っていて意味を成していない。
「夏目さ・・・もうだめ、やめ・・・やあぁ・・・―――――!」
愛液よりも明らかに水っぽいものが陰壷とは別の場所から出、俺の手から腕へつたった。
腕から落ちたその雫は、玄関にも染みをつける。
『潮で制服汚しちゃったね。郁ちゃんのえっち。』
息も乱れに乱れ、歯科医院とはまったく違う郁の顔に下半身がむくりと起き上がった。
『郁ちゃん、さっきの撤回。』
うつろな瞳の郁が、目で聞き返す。
『郁ちゃんがその格好で乱れてるの、けっこうクる・・・』
弱々しい郁の瞳に、スイッチが入ったのを見た。
激しいキスの合間に、激しく俺の衣服を剥ぎ取る。
俺も郁の桃衣に手をかけた。
臍までつづくファスナーを一気に下ろすと、小ぶりだが形のきれいな胸がちらりとこちらを覗く。
乱れた制服の中に腕を伸ばし、ブラジャーをずり上げ胸を喰らった。